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第5話、帰宅と敵を与える

 御統との学校生活を1ヶ月、この宝石の10個に帰宅。

 実家に帰ると妹の不知火鶴姫、同居人のアルシャークラ・シャークが待っていた。

 父親、母親に家出をめっちゃ叱られた。

 不知火信五世の師匠にあたる風牌煌、高齢の65歳の剣の達人、また隻眼を常に意識した眼帯に更に修行中。

 「信五世、家出した他に言うことは?」

 「申し訳ない師匠」

 「よろしい、でなんで家出した?」

 説明。

 「なるほど、魔女、宝玉の一族、ふむ」

 「異能は伏せました」

 「ふむ、十の異能は伏せたか、ならいい」

 不知火信五世は異能者、師匠の煌も異能者、信五世の妹の不知火鶴姫も異能者、信五世の同居人のアルシャークラも異能者。

 また信五世の幼馴染みも異能者、信五世の母親の後輩も異能者。

 また魔法管理委員会より指名手配中の魔法進化委員会に狙われた身。

 登校する1日、妹の不知火鶴姫は中3、同居人のアルシャークラは中2、信五世は高1、幼馴染みの真里花麻土香も高1、信五世にアタック中の母親の後輩のアリス・ジンジャー・ブレッドも芸能科の高1。

 異能者集団は煌が教育と指導中。

 「信五世、お久しぶり」

 「よう沙羅文月」

 「うん、有馬記念が当たらないけど、イフリートのアドバイスは当たるな」

 「またあれか?」

 「そう競馬だよ。馬が当たらないけどね」

 「好きだな。魔法学園高等部一年一組の当たらないが、ギャンブルに詳しい文月の当たらないが大好きという、イフリートも当たらないな、なんでだろう」

 「そうなんだ、当たらない、だよ」

 この盟友と歩く、信五世は魔法科の高等部一年一組、文月も同じ、信五世の幼馴染みの麻土香も同じ。

 クラスの出入口に待機中の麻土香、信五世と保育園から一緒にいる幼馴染み、小1から嫁になりたいとアタックするも、信五世は回避。

 「よう麻土香」

 「1ヶ月、どこに?」

 「魔女、宝玉の一族、所謂の異世界」

 「異世界、なるほど、私の幼馴染みは異世界旅行ですか」

 「ああ。邪悪な気配がする、アリスか」

 全力で窓から飛び込んだアリス、モデルと芸能科高1、伝説の殺人鬼氷室歩の子孫、また異能者の一人、グラビアモデルの為に抜群のサイズ。

 「信五世、1ヶ月もどこに?」

 「魔女、宝玉の一族、所謂の異世界」

 「異世界か、僕の婚約者が異世界旅行か」

 「いや、婚約者じゃない、所謂の幼馴染みだ、しかも小1から、また幼稚園から幼馴染みの文月、保育園から一緒の麻土香だな」

 「何てこった。僕の信五世はターゲットからロストしたら、またロックオンだ」

 「またか」

 「氷室歩の子孫だし、基本的に強いし、婚姻するなら強くないとだめ、最低限に父さん、母さんに勝てないと」

 「勝てたら超人な」

 「また貴方ですかアリス」

 「また君か麻土香」

 にらみ合いの二人、教室に入る信五世と文月。

 「勝てたら万馬券だったけどね」

 「万馬券か、一度は当たりたいな」

 「そうだよね、小1の馬に当たった後は勝利に嫌われたな」

 「万馬券だからだよ君は」

 「勝ち目のある馬に賭けたら当たります」

 「何言ってんだい、万馬券に当たるからいいじゃないか」

 「全くだ、賭けるなら万馬券だ」

 「魔法管理委員会のプリーストマジック、神聖魔法の開祖の血筋、シャーマンの長の血筋、仲はいいけど、不知火の開祖は宮下じゃない、宮下の血筋とシャーマンの長の血筋が親しい理由は?」

 「魔法管理委員会が同じだ」

 「そうだよ。魔法管理委員会の両親が同じだよ」

 「なるほど、系統の違う友人関係って希」

 「確かに、魔術師の系統と天使の系統が同じクラスも希、そもそもノーライフの血筋が親しい幼馴染みとは希、これが運命です」

 「いや、違うから、現実だよ」

 この形に揃う、異能は十から三個が占める、三個以下は聞かない、十以上は聞かない。

 昼休み、学食に集う異能者達、文月は許嫁がいて、許嫁から逃げており、学食は行方不明と化す。

 「お兄様、そもそもに嫁になりたいとアタックする女子が多くないですか?」

 「若い男性に早婚とか無理だ。時代を考えろよ」

 「なるほど、あたいはまだ早いか」

 「アルシャークラは中2だろ?」

 「なるほど、貴殿は早いと申すか、なんたることだ」

 「君さ、旧式の白兵主体の構成で、数が次席ってどういう事?」

 「それは、紆余曲折があり申した」

 「省略しすぎだよ」

 「全くです。貴方はもう少し話すべきです」

 「話すか、中2女子騎士としか」

 「省略しすぎだよ」

 「全くです」

 学食は満員。

 「日替わりを頼む毎回に思うが、唐揚げとミニうどんの選択のAとBって改善しないか」

 「それはお父様に話すべきです」

 「それはそれで、魔法管理委員会の重役に唐揚げとミニうどんをセットにしてくれって言いにくいし」

 「確かに、魔法犯罪と戦う魔法管理委員会だしね、君の父親が席に座るし、始まりの魔法使いは責任も重いしね。家族で団らんを毎日って訳にいかないね」

 「不知火信四世、母親の舞姫の仕事は多忙ですし、息子が家出したと、慌てて妻に会いに行く位に可愛がってますし、家族とはよいものです」

 「お父様、お母様はもう少し楽になればいいのですが」

 「まあ、多忙だしな、自宅に帰るのも、まあ、主に夜間だな」

 「煌先生がいますからあれですが」

 この昼休みの後に放課後。

 帰宅時間帯、放課後に学食に食べる、この帰り道。

 「あー、宮下信の子孫の不知火信五世、他もいますし」

 5人の前に現れたお菓子を食べる青年。

 「私は山田太郎、とある人物から依頼に動いてます」

 「ふむ、山田太郎さん、どんなご用でしょうか?」

 「ご用とは貴方達の様な異能を持つ側に、敵を与える事です」

 構える5人。

 「大暴れ、ターゲットは不可能」

 「ターゲットが不可能?」

 「異能を無力化してる」

 「異能殺しか」

 お菓子を食べる山田太郎。

 「お菓子も食べ終わりましたし」

 展開した空間。

 「遥か昔話に産まれたダークネス、この空間に世界と交差する、ラスボスを倒したら終了、簡単でしょう?」

 「簡単とは?」

 「なるほど、少年にしては賢い、ふむ、そうだ」

 召喚の魔方陣が浮く、取り出した1本の剣。

 「異能殺し、魔剣召喚、魂の連続性、私の力です」

 「簡単とはいかないな」

 「ええ、ダークネスの前に試験です。頑張ってください」

 「燃え尽くす火」

 山田太郎を焼く。

 「効かないな」

 「償い火」

 追加した火が焼く。

 「効かないな」

 「アリス、麻土香は下がれ、スピードイーター」

 「効かないな」

 「異能無力化していますお兄様」

 「厄介だな、異能殺しは」

 「じゃあ行きますよ」

 前方に走るアルシャークラ、信五世、魔剣を構える山田太郎、二人は斜めにずれる。

 「簡単とは」

 アルシャークラの騎士団の絆に騎士団召喚。

 「異能殺しに突撃!」

 突撃を開始。

 「笑えない」

 騎兵の騎士団1万騎が全力突撃、山田太郎は全力で逃走。

 「逃げるか」

 「多勢に無勢!」

 山田太郎は空間の外に逃げる。

 騎士団は帰還。

 空間と5人が残る。







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