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第3話、とある
十六才の誕生日、父親は魔法管理委員会の重役、母親はモデル、この子ではあるも、両親は子の未來の違いから対立、父親は家に帰らない暮らしになった。
不知火信五世は、両親の対立はわかる、この修復になればととある魔女を頼る。
「ふむ、両親の仲を直したい、父親は魔法管理委員会の重役の不知火信四世、母親はモデルの春日井舞姫、名前は聞いた事はある、しかしだ。単なるボンボンではあるまい、何者だ?」
「両親に秘密にしてもらいたい」
「なるほど、ふむ。占い旧式の末裔が、しかし、両親の仲を直したいとは子の心というべきか、アホはわかってないな。まあいい、西暦世界から離れたとある世界の末裔がいる、送る」
「秘密はいいのか?」
「親思いの子の秘密を暴く趣味はない、ゆけ」
渡る。