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設定資料 ボイチェビノイドノイド連合加盟国の設定

ボイチェビノイドノイド連合

ボイチェビノイドノイド連合とは、ボイチェビノイドノイド系人種とソフトーク人が主な構成員である5つの国家の同盟です。

それぞれの国家は、肥ノ皇国、ボイス民主共和国、ゆっくり大公国、ボイボ同盟国、チェビオ共和国という名前です。

この連合は1903年に結成されました。その理由は、統一国家群連邦という強大な敵に対抗するためです。統一国家群連邦は、軍事力を振りかざしてボイチェビノイドノイド系人種やソフトーク人に対して差別を行っていました。

また、すべての国家を自分たちの支配下に置こうとしていました。

ボイチェビノイドノイド連合は、この脅威に立ち向かうために、自由と平和を守るために、団結しました。


ボイス民主共和国

ボイス民主共和国は、かつて王政国家でしたが、1822年から1825年にかけての全世界的な気温の低下による冷害によって、国内で大規模な飢饉が発生しました。

政府は税収入の低下を防ぐために、相次ぐ増税を行いましたが、王は飢饉の対応をせず、自分の身内以外の一部の貴族や豪族に対して、更なる増税や強制的な食料の徴発を行いました。

これに反発した極東北の豪族東北家が、1824年に反乱を起こしました。この反乱には、多くの勢力が加担し、首都に進撃する緑熊の変を起こしました。

この結果、王政は崩壊し、1826年に制限選挙を実施して、議会制民主主義国家になりました。

ボイス民主共和国は、北海地方、極東北地方、京町地域、埼玉地域、海分地方、南海地方の六つの地域によって構成されています。それぞれの地域の特徴は以下の通りです。

北海地方と極東北地方は、寒冷な地域ですが、水産業と農業が産業の中心です。

北海地方には、シーバス造船所やスモールスプリング造兵廠があり、極東北地方には、極東北農機と佐藤製糖の甜菜糖の製糖工場があります。

北側では、少しずつ産業化が進みつつあります。

京町地方、埼玉地方、海分地方は、ボイス共和国の産業の中心地にあたり、商工業が発展しています。京町地方には、首都があり、国家の中心地であり、商業が発展しており、佐藤製糖の本社などがあります。

埼玉地域は、内陸部にありますが、京町地方のベットタウンとして成長しており、鉄道の交差点もあり、工業化が活発です。

国内最大の自動車製造企業の埼玉オートモービル工業が存在しています。

海分地方には、二つの要塞線などの多くの防衛設備を持っており、防衛のかなめになっています。

人口は少ないですが、四つの運河があり、二つの海を繋ぐ航路になっており、ボイチェビノイドノイド連合や統一国家群連邦の輸送のかなめになっており、莫大な利益を生み出しています。

南海地方は、南海に面しており、各種鉱業や林業が盛んです。

沿岸部には、油田などもあり、精油産業や一次産業にて国内の産業基盤を固めています。

南海地方は、強い産業原動力になっています。


ボイス共和国の軍事

ボイス共和国は陸軍と海軍に分かれており非常に強力な軍隊を持っておりボイチェビノイドノイド連合の中でも一番二番を争う位の軍隊を保有しています

陸軍

ボイス民主共和国の陸軍は、五つの軍団で編成されています。

それぞれの軍団の特徴は以下の通りです。

中央軍は、首都や大都市の防衛や治安の維持を担当しています。規模が最も大きく、練度も高いです。

北方軍は、北海と極東北の防衛を行っています。冬季戦にも特化しています。

南海軍は、鉱山や油田などの防衛や、海上での攻勢作戦に特化しています。

海分軍は、海分地方の防衛や運河の監視を行っています。要塞や防衛線があり、防衛力が高いです。

独立軍は、各種兵科の軍事組織や特殊部隊で編成されています。精鋭が多く集まっています。

陸軍の総兵力は、約28万人程度です。予備役の軍人も多いです。

海軍

海軍は、運河防衛艦隊、北海艦隊、南海艦隊の三つの艦隊に分かれています。それぞれの艦隊の特徴は以下の通りです。

運河防衛艦隊は、運河の安全や通行の管理を担っており、運河の出入口にある海軍基地の要塞や砲台と協力して強固な防御力を持っています。主に小型艦艇が配備されています。

北海艦隊は、北海の制海権の確保が主な任務ですが、戦闘に適した装備を中心に配備されており、最も艦艇数が多く、最新の装備を備えています。唯一の攻撃艦隊としても機能しています。

南海艦隊は、南海油田や港の防衛艦隊ですが、ボイチェビノイドノイド連合の加盟国であるチェビオ共和国の植民地である南海諸島の警備も行っています。旧式艦などが多いですが、必ずしも質が劣るというわけではありません。

海軍の総艦艇数は、戦艦9隻、重巡31隻、軽巡77隻、駆逐艦188隻、潜水艦29隻です。


肥ノ皇国

肥ノ皇国は、ボイチェビノイドノイド連合の中で最も強力な国家です。世界一の自動車産業、鉄道業、鉱物産業を持ち、その中心には肥ノ皇国最大の企業である伊織発動機工業があります。科学産業にも国家を挙げて投資しており、産業界の牽引役としてタンゲコトエ首相が中心に推進しています。

肥ノ皇国は、独特な多神教の宗教国家でもあります。最高神は丹比琴絵姫で、首相はその分霊とされます。そのため、若年の女性のみが首相として就任でき、襲名制で皆タンゲコトエを名乗ることになっています。首相は基本的に終身制ですが、20年以上勤め続けた場合には特別に退任することもできることになっています。

現在のタンゲコトエは125代目ですが、長い間軍事関係者でした。65代ぶりに軍事関係以外からの推薦者であり、産業界からの推薦で選ばれました。彼女は産業推進政策を行う一方で、軍縮を行いました。その結果、退役軍人などが民間に流入し、労働者が増加しました。就任してから7年間の間に、国内総生産を急激に増加させ、個人所得を3倍にすることに成功しました。これにより、肥ノ皇国は豊かな国家に成長することができました。


肥ノ皇国の軍事

肥ノ皇国は、国の規模に対して少ない軍事力を持っていますが、ボイス民主共和国と互角以上に渡り合える軍隊を保持しています。 軍縮前は、連合で最大の軍隊を持ち、陸軍は120万人、海軍は350隻の軍艦を保有していました。 しかし、軍縮で陸軍は35万人、海軍は245隻まで減らされました。 減らした分の艦艇や装備は、同盟国に売却や譲渡して処分しました。これは同盟国各国の軍事力の向上に寄与しましたが、過剰な軍縮であり、軍事技術の低下を招きました。 この状況に危機感を抱いたタンゲコトエ首相は、近年の政治事情から軍事費を税収の増加分に充てることで、再び軍拡を行うことにしました。


ボイボ同盟国

ボイボ同盟国は、内陸に位置する連邦国家です。元はチェビオ共和国の領土でしたが、1887年に起きたボイボ独立戦争で30の都市が同盟して独立しました。独立の理由は、地方分権派のボイボ同盟国と中央集権派のチェビオ共和国の対立と、チェビオ共和国の急速な弱体化でした。独立時に地方分権の強化が行われたため、封建制のような体制をとりました。その結果、権力が過度に分散し、法律や税制、教育制度、通貨などが各地域ごとに大きく異なるようになりました。

中央政府や中央議会の権力は弱く、外交方針やインフラ整備、税金の分配などを行うことになっています。中央政府は共通通貨の制定や地域間格差の解消を行おうとしていますが、利害関係の問題で実現していません。各種通貨は中央政府が交換レートを定めていますが、違法な通貨交換所や為替操作の問題が発生しています。

ボイボ同盟国は問題が多いものの、音楽や文学、芸術などの文化の発展が進んでおり、ボイチェビノイドノイド連合の中でも評価が高いです。独立戦争で国家の独立を成し遂げた実績から、愛国心が高く、人種間の問題もありません。自分たちはボイチェビノイドノイド系人種やソフトーク人ではなく、自分たちはボイボ人であると自負しています。


ボイボ同盟国の軍事

ボイボ同盟国は、軍事的には弱い国家です。各地域ごとに独自の軍事組織を持っており、教育の統一ができていないため、装備や指揮系統に問題があります。中央政府軍は約62,000人ですが、地方には民兵組織や自警団などの準軍事組織が約22万人も存在しています。また、一部の地域では法律で一家に一丁の小銃や猟銃を所持することが義務付けられているところもあります。


チェビオ共和国

チェビオ共和国は、中世には現在のゆっくり大公国の一部でしたが、1425年に自由都市として自治領として独立しました。市民による統治が行われていました。1800年代初頭には、商人組合や職人組合の発展により、莫大な税収を得て、強力な軍隊を保有しました。また、大量の南海諸島植民地を保有して、覇権国家になると思われていました。しかし、1822年からの冷害により、投資産業や金融業が失速しました。人件費の安い植民地に産業移転が始まった影響で、本国での産業が衰退しました。1870年代になると、当時発展し始めていたボイロ共和国や肥ノ皇国に大企業の移転も始まりました。大不況の発生で不満が爆発しました。1880年代から1890年代にかけて、植民地で急速に治安が悪化し、反乱が多発しました。1885年から1887年まで、ボイボ同盟国の独立戦争が勃発しました。国内では混乱状態が最高潮に達し、経済が完全に崩壊しました。1908年にやっと不安定な状態から脱却し、政治的安定を手に入れました。再度建て直しを図ろうとしたタイミングで、1914年に統一国家群連邦とボイチェビノイドノイド連合の戦争に巻き込まれました。再度経済が崩壊し、混迷状態に突入しました。 チェビオ共和国は現在、ボイチェビノイドノイド連合に経済を大きく依存している状態です。ボイロ共和国と肥ノ皇国とボイボ同盟国の経済支援を受けて、何とか財政だけは安定しています。


チェビオ共和国の軍事

チェビオ共和国は、1914年時点では1880年代から装備の更新ができておらず、戦法に関しても酷い有様でした。1820年代初頭に作られた教本を使用しており、戦列歩兵戦術を採用していました。統一戦争で物凄い被害を出しており、時代遅れと言われていました。スモールスプリング造兵廠や肥ノ皇国の装備で近代化して再建し始めたところでした。 本国軍と植民地軍があり、本国軍は28,000人、植民地軍は15万人程度でした。海軍にはほとんど大型艦がなく、小型艦がほとんどでした。ポケット戦艦が2隻、海防戦艦が3隻、重巡が8隻、軽巡が17隻、駆逐艦が35隻、潜水艦が30隻の艦隊を持っていました。


ゆっくり大公国

ゆっくり大公国は、1600年代に大陸の三分の二を支配していた強国でしたが、1640年代から皇帝の悪政や汚職、戦争によって衰退しました。領土は二割に減り、残った地域も寒冷で山岳が多く、農業や工業が発達しませんでした。1900年代にボイチェビノイドノイド連合に加盟し、海外企業の誘致と投資によって経済が発展し始めました。1914年からの戦争では、国内の産業を更に推進し、軍事装備を刷新しました。しかし、先代の大公は事故で1922年に亡くなりました。新しい大公は、国外の誘致を停止し、一部企業を国有化し、関税を強化しました。これによって、国家間の関係が悪化し、統一国家群連邦に接近しましたが、うまくいっていないようです。


ゆっくり大公国の軍事

ゆっくり大公国の軍事は、陸軍と海軍で構成されています。それぞれの特徴は以下の通りです。

陸軍は、小規模な軍隊で、11万人程度です。山岳戦やゲリラ戦に特化しており、訓練が行き届いています。有力な部隊を多く保有しています。装備の多くは、スモールスプリング造兵廠の子会社製のものです。

海軍は、戦艦4隻、重巡12隻、軽巡30隻、駆逐艦70隻、潜水艦25隻を保有しています。多くの軍艦は、肥ノ皇国の払い下げや戦時急造のもので、老朽化が激しいです。しかし、シーバス造船所から重巡2隻と軽巡6隻を購入しています。



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