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賭博 6
雀荘
香港での麻雀は、賭け麻雀がもっぱら主流。雀荘の卓ではテーブルごとにレート札が下がっており賭けている金額がわかるので、自分のニーズに合わせたテーブルを選びプレイを楽しむ。店内も体制も健全。ゲン担ぎのおまじないで、賭け始める前に必ずこの札を触り尽くす人も。
以前は古い広東ルール一辺倒だったが、近代では大陸客を狙って跑馬仔、深圳麻雀などと呼ばれるルールを導入。客側が雀荘に支払う金額は通常だいたい勝ち金の2割。食事処を併設したりデリバリー提携をしたりしている店舗も多い。
猫は次にどこかのシマを奪ったら蓮の食肆と提携した雀荘にするのもいいかも、と思っている。
一色雙龍会
1色の数牌で123・789の二盃口と5の雀頭を揃えると成立する役満。名前の由来は文字通り‘1色2匹の竜が会っている’という意味。中国公式ルールでは64点。