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空から来た魔女の物語 -site B-  作者: 咲雲
たびびとレベル1、町へゆく
20/70

19 幸先のいい出会い

だいぶ遅くなって申し訳ありません。

更新いたします。


「気になる品がありゃあ何でも訊きな。どういうのに興味があるかね? あんたは討伐者っぽい雰囲気じゃあないし、どっかの見習いにしちゃあ堂々としてるが」


 女将ゼルシカが気さくに尋ねてくれた。

 店内全品、この店ごと気になるのだが、ひとまず熱い本音は封印し、背中のチャックも閉め直しである。


 女将の視線は私の胸当てと腰の刀、それから肩にとまっている青い小鳥を興味深げに行き来した。

 不躾とは思わなかった。身分や職業によって客の欲する物は変わるので、私が何を必要としているのかを知るために、私の装いに注目するのはごく自然な流れだ。

 けれど私の外見はこの国の標準より若く見えるはずで、親に庇護されていたり、どこかの使用人や見習いをしているとすれば、装備が立派過ぎる。かといって討伐者のような荒っぽい仕事をしているようにも見えないので、どういう人種なのか掴みあぐねているのだろう。


「見習いではありませんよ。私、何歳ぐらいに見えます?」

「そうさね。顔立ちと体形だけを見りゃあ、十二~三歳ぐらいかね? でもその台詞だと、もうちょい行ってるんだろ?」

「正解です。今年十五歳なんですよ、これでも」

「へえ」


 ――ちなみにこの世界、法的には十五歳で成人だ。立派に独り立ちできる年齢なのである。

 といっても、十七歳になるまでの二年間は大人予備軍のような扱いで、住民税を低く設定されていたり、呼称も〝少年〟や〝少女〟が使われたりするらしい。

 私の感覚では十七歳でもまだまだ子供だと思うのだが、郷に入れば郷に従え、だ。


「十五だったのかい。もうちょい行ってそうな気がしたんだがね」


 ……鋭い女将である。やはり好きかもしれない。

 というかこの女将さんとの会話、思いのほか楽しいんだが。なんだかんだで自分、人に飢えてたんかな……という気がしてきた。


 ずっと〈スフィア〉に籠もり切っていた割に、何年ぶりかの人類との会話でこんなにすらすら言葉が出るのは、ARK(アーク)氏やAlpha(アルファ)Beta(ベータ)との会話で、念話に頼らず声に出すように言われてきたおかげだろう。ちゃんと発声の訓練ができていたから、「こう言おう」と思った内容がちゃんと言葉になってくれる。


 ちなみに私が喋っているのは、この国の公用語であるエスタ語。

 すなわち、外国語だ。


 自慢ではない。完璧に思えたインストール学習にも実は欠点が皆無なわけではなく、知識として言葉が頭に入っても、最初はそれをうまく話せなかったのである。

 私の口も舌も日本語にしか対応していなかったので、中間の発音や巻き舌が含まれる単語など、練習しなければすぐに舌が回るものではなかった。この国の人々がもし日本語を耳にしたら、冗談抜きで「かくかくしかじかまるさんかくしかく」と言っているように聞こえるのではなかろうか。

 記憶している言語が多い分、喋る訓練もそれなりに長くかかった。ひたすら何年もかけて、ようやくひととおり滑らかに話せるようになったのである。

 もしそれに気付かず、ぶっつけ本番で喋ろうとしていたら、わかるのに喋ることができないもどかしさに身をよじっていたはずだ。それこそ不審者と間違われたかもしれない。


 多分そういう苦労の積み重ねがあったおかげで、初対面でも気後れせずに受け答えが出来ているのだろう。

 あとはまあ要するに、ここがファンタジー世界で、「今の私はセナ=トーヤ」という自己暗示的な何かでハイになっているからだな。……店の内装がそれに拍車をかけて、ますます自分の困ったRPG脳にこれを何かのイベントと錯覚させている。

 現実と重々承知しているけれど、あまり現実を意識し過ぎたら萎縮して行動不能に陥りかねないので、多少は馬鹿になったほうがいいこともある、と自分を擁護しておこう。


「この町には、薬を売れないかな、と思って来たんですよ。だから商人ギルドに足を運ぶ予定だったんですが、ついこの店が気になってしまって……」

「ああ、〈薬貨堂〉だからね。――あんたもしかして、薬師なのかい?」

「ええ。自分で調合した薬なので、売れるかどうかはわからないんですが」

「へええ。戦える薬師たぁ珍しいね。あんたみたいに自力で剣を扱える奴ってのはそう居ないよ」


 戦える薬師――揶揄の響きはなかった。

 本当に、そういうのがわかるものなのか?


「こういうものを装備していて自分で言うのも何なんですが。わかりますか?」

「わかるさね。あんたの姿勢、佇まいは鍛えてる奴のそれさ」


 ……これは、ちょっと感動である。

 ほぼ自衛目的のハッタリとはいえ、鍛えているのは事実だ。ARK(アーク)印の武器と防具が合わされば、さすがにチンピラ程度には負けないだろうし。

 それにしても、見ただけで戦えるか否かを判断できるなんて、この世界にはこういう人がほかにもたくさんいるのだろうか?


「せっかくだ。その薬ってやつ、あたしにもどんなもんか見せてくれないかい?」

「もちろん、どうぞ」


 喜んで。

 手招きされて、いそいそとカウンターに荷物をおろした。


「……いい鞄だね。珍しい形だが、使い勝手がかなり良さそうだ」

「そうですか?」

「身体との間に無駄な隙間がない。かといって、ぎゅうぎゅうに締め付けてるわけでもない。動きを邪魔しない形に、大きさもちょうどいいね。鉱山族(ドヴォルグ)の職人どもが腰につけてる道具入れ、あれを大きくしたようなもんだね。この鞄、あんたの手作りかい?」

「――いえ、作ったのは私じゃないんですよ。こういうのを作って欲しいって、職人さんに注文をつけて作ってもらったものなんです」

「つまり、あんたが考えたわけだね。どうせならこれも商人ギルドに持ち込んじゃどうだい? 薬師だけじゃなく討伐者にも売れるよ、これは」

「……考えておきます」


 本命より先に(いれもの)が注目された。

 アウトドア用のボディバッグやウエストバッグをこちらの世界っぽくデザインしたものは、そういう職業の方々の興味を引くかもしれないと思ってはいたけれど、生憎だがこれらを売り物にする予定はないのだ。


 ――この世界には特許の概念がない。

 名の知れた工房、名の知れた職人、名の知れた服飾店、名の知れたお針子――そういう、既に成功をおさめたブランドだけが使用権らしきものを保護されており、もし私が個人的にデザインを持ち込んで誰かにお買い上げいただけたとしても、以降はそこのブランド品として売り出される。私の得られる利益は最初の一度しかなく、ロイヤリティなんて入らない。

 何度も珍しいデザインを売り出していれば、そのうち有名ブランドから声がかかってデザイナーとしてお抱えにしてもらえるかもしれない。そういう方法で自分を商人ギルドや職人ギルドに売り込む者が大勢いるらしく、女将も何の気なしにそのつもりで提案したのだ。


 ただ、私が乗り気でないこともすぐ察したようだ。

 「そうかい」と軽く頷き、それ以上は食い下がらなかった。


「……珍しい容器だね。こいつは?」

「その辺りの川の土を集めて自分で焼いたんです。素人作品でお恥ずかしいんですが、用途は充分に果たせますので」


 本命より先に容器(いれもの)が注目された再び。

 焼き加減はほとんどBeta(ベータ)君にお任せだったが、ちゃんと自分で採取した土を自分でこねて器の形にしたのだ。


「いい色だね。この色はそうそう出せないよ」

「そうですか?」

「店内にある陶器、ちゃんと見てみな」

「?」


 言われて、素直に店内を見渡してみた。店内には大小さまざまな壺や(かめ)が置かれている。

 茶色に、緋色、黄土色、黒と焦げ茶のマーブルやグラデーション。

 再度、自分の作った小さな容器の数々に視線を戻す。

 ――黒や濃緑、青緑……。


「…………」

「この辺の土で焼き上げると、こんな色には滅多にならないよ。この器だけでも売れるね」


 ――なんてこった。この世界では違和感のない品物になったとばかり思っていたのに。

 どこの土を使ったんだと突っ込まれたらどうしよう。冷や冷やしたけれど、やはり女将はそれ以上追及してこなかった。詮索を嫌がる人種がよくいるからなのか、引き際の見極めも上手い。


「これは何の薬だい?」

「この壺の軟膏は切り傷に効きます。こちらは打撲の箇所に塗って上に布を巻くと、一日ぐらいで腫れが引きますよ。この容器の黒い丸薬は、食べ過ぎや気疲れの酷さが原因で胸のこの辺りがキリキリ痛んだり、気持ちが悪い時なんかに効果があります」


 女将はじっと眺めたり、匂いを嗅いだり、爪楊枝ほどの極小のスプーンでわずかな量をすくって手の甲に塗ったりと、かなり真剣な様子である。

 手際の良さは明らかにプロの仕事で、ついつい見惚れてしまうのだった。


「……ふむん。こいつは月下霊草を調合してるね。こいつは春告草(はるつげそう)か。どこも回復薬は需要があるから、品質さえ間違いなきゃ売れるよ。ギルドに卸すようなこと言ってたが、あたしの店に置かせてもらってもいいかい?」

「いいんですか?」


 この女将ならば二束三文で買い叩かれても悔いなしだが、女将のほうはいいのだろうか?


「この三つが合わせて銀貨3枚、この二つが銀貨2枚と銅貨60枚、乾燥させた春告草(はるつげそう)の実を二袋で銀貨1枚――しめて銀貨6枚と銅貨60枚でどうだい?」

「……せいぜい、銀貨3~4枚程度になればいいと思ってたんですが」

「安売りすんじゃないよ。容器込み、卸値でもこのぐらいだ。自力で売ろうと思や、あんたはこの町じゃあまだ顔が知れてないから、足もと見られて買い叩かれたり売れ残ったりしそうだがね」


 あたしは姑息な真似なんざしないよ、と女将は鼻息荒く宣言した。なんて格好いい女将だろうか。

 思いがけず、売り物用に用意してきた薬がすべて捌けて一気に懐が温まった。空っぽの金子袋にじゃらりと音を立てて重みが加わる。

 ヴィナール硬貨、ゲットであった。


≪わーい! お金だお金! 綺麗だな~≫


 硬貨の表面には神々の横顔とそのシンボル。裏面には、やや上寄りに大きな太陽があり、その下で豊かな葉のついた枝と三日月を模した杖が交差し、小さな文字が時計の文字盤のようにぐるりと囲んでいた。

 太陽と、世界樹の枝と、月の杖。エスタローザ光王国の紋章のデザインだ。

 紋章の下部には大きく〝ヴィナール〟の文字が配置され、さらにその下に小さく王国暦と、通し番号らしきものが書かれている。

 金額はない。これが〝エスタローザの発行するヴィナール硬貨〟という事実が重要で、それがわかれば役割を果たすからだろう。

 自分の作った品が評価され、対価を支払ってもらえるというのは、なんとも心がふわふわして嬉しいものである。

 ただし、油断するとゲームの仮想通貨と錯覚してしまいかねないので、慣れるまでは「これはお金だ、玩具(オモチャ)じゃないぞ」と、己にしっかり言い聞かせておかねばなるまい。


≪入町税の確保、これでしばらく困らないよ♪≫

≪そうですね。新顔としてお試し販売から始めれば、私の想定価格ではトータル銀貨4枚強になれば上々と考えていたのですが、かなり色をつけてもらえました≫

≪祭り期間で在庫が不足しやすいからっていうのもあるかな? 器も珍しい発色って言ってたし≫

≪それもありそうですが、この店はそもそも、日頃から利益を出せているのでしょう。確かな品質のものを適正価格で販売していると見受けられますし、町の住民からの信頼も厚いのだろうと思われます。ご本人が仰っていたように、卸値より高い価格で店に並べても売れる自信があるのでしょうね≫

≪ほほうほう≫


 レートがピンとこないなりに、銀色のお金が結構なお値段であることぐらいは想像がつく。そんな金額を迷わずぽんと出せるこの女将、店構えからは想像できないほど懐豊かな御仁だったようだ。

 さすが元・高ランク討伐者。最初に買取してもらったのがもし商人ギルドだったなら、最初から舐められてこうはいかなかったかもしれない。

 さらに話してみるとこの女将、現役時代の名残でモノの良し悪しだけでなく、毒の有無までかなりの精度でわかるような恐るべき勘の持ち主だった。

 勘である。されど勘。魔素だの魔力だのが存在する世界において、経験豊富な実力者の勘は馬鹿にできないのだった。事実、彼女は私の持ち込んだ薬に粗悪な混ざりものや毒物のたぐいは仕込まれていないと完璧に見抜いた。

 にもかかわらず性別を欠片も疑われない件について。


「なんだって? 宿をまだとってない?」

「はは……つい、この店にふらふら入ってしまったもので……」

「あんたねえ。余所から来たんなら、普通は真っ先に宿を探すもんだろう? どうすんだい。ただでさえ人が増えてんのに、もうこの時間だ。いいところはもうほとんど埋まっちまってるよ?」


 ……そうなのである。肩にとまった小鳥から、幻の声が≪そのとおりです。もっとマスターに言い聞かせてください≫とかなんとか聞こえてくる気がするけれど、多分気のせいである。

 ゼルシカ様にきつく指摘されるまでもなく、本当はその予定だったのだ。町に着いたら、まずは泊まる場所を確保して、ゆっくり薬屋さんの開始。いきなり初日にすべて捌けるとは思っていなかったので、二~三日はかかるかなと予想していたのだ。


 ただゼルシカ様はご存知ないのだが、私はきっぱり無一文だったのである。身なりからして浮浪者ではないと判断した彼女は正しい。それなりに清潔な宿をとれるだけの蓄えがあると思って当然だ。でも現実として私の懐からは銅貨1枚の音すらしない空っぽ具合だったのである。

 そんな私でも、実は寝床を確保できる場所がこのドーミアにはあるのだった。


「治癒院に泊めてもらうつもりです。あそこならこの時間でも屋根を貸してもらえますよね?」

「……そうさね。治癒院かい」


 治癒院とは読んで字の如くだ。神殿が運営しており、常に中位以下の神官がいて、炊き出しを行ったり浮浪者に無料で宿を提供することもあるらしい。

 働かざるもの食うべからず、いつまでも無償で養えるわけがないので、滞在している間は掃除や洗濯などの労働を求められるのが普通。ただし、常識的な範囲内の〝対価〟を払えば、労働は免除される。

 私の場合は薬草各種だ。調合した薬は効能を怪しまれても、薬草は問題がない。数日ぐらいならこれだけで泊めてもらえるだろう量は持ってきている。それに神官が詰めているので、寝床の清潔さは間違いなく有料の安宿以上と期待できる。

 それでも泊まりたがる者がそう多くないのは、街の賑わいと隔絶された辺鄙な場所に建っているので、泊まる旨味があまりないからだ。それと、明らかにタダ宿目当ての非常識な長期滞在者は、騎士団なり討伐者なりを呼ばれて叩き出される。あくまでも困窮した人々のためにある施設なのだから当たり前だった。

 そして私は外見だけなら困窮していそうにないけれど、顔立ちが異国のそれなので、土地に不案内だと告げれば泊めてもらいやすいだろう。


 ところが、何故か女将の反応は微妙である。

 どうしたのだろうか。治癒院で宿を提供してもらう案はARK(アーク)氏から出たものなので、穴はないはずだが。


「女将さん?」

「ゼルシカでいいよ。――来たばっかりのあんたにアレなんだが、やめときな」

「……何故ですか?」

「大きな声で触れまわるようなことじゃないさね。単なる噂の範疇だから確実じゃあないよ」


 女将が言うには、どうも最近の神殿では、排他的な連中が幅を利かせてきているらしい。

 必ずしも治癒院で遭遇するとは限らないが、うっかり鉢合わせをすると不愉快な思いをさせられるかもしれないので、避けたほうが無難とのこと。

 なるほど。信憑性の薄いくだらない噂に振り回される御仁には見えないので、この忠告には従ったほうがいいか。


「討伐者ギルドへ行くといい。あそこはギルド員用の空き部屋を常に確保してるからね。あたしが紹介状を書いてあげるから持って行きな、使うも使わないも自由だがね」


 にか、と笑い、女将は皮紙とペンを出してさらさらと書きつけ始めた。初対面なのにこんなによくしてもらっていいんだろうかと、申し訳なくもかなり嬉しい。

 それに討伐者ギルドも一度は行ってみたい場所リストの上位に入っていたのだ。そこのギルド員用の部屋に宿泊できるとなれば、もちろんお言葉に甘えさせてもらおう。


「そうそう、もし腹すいてんなら、はす向かいの通りの屋台で売ってる串焼きがおすすめさね」

「串焼きですか?」

「王都で料理人やってた爺さんが、引退して孫夫婦と住んでんだけどね、趣味で屋台やってんのさ。秘伝のタレに一年漬けといた魔鳥の肉を、炭火でじっくり焼くんだよ。【()(がん)(どり)】のかったい肉がとろっとろになっててねえ。この期間しか店出さないから、逃したら損だよ? 祭り終わったら食べらんないからね」


 期間限定品か、やるな――さすがだ。

 その後もいろいろ世間話に花を咲かせ、女将に礼を告げた後、店を出た足で真っ先に屋台を目指したのだった。

 串焼きはそれはもう美味だった。あまりの美味しさに食べ終えてすぐ買い足してしまい、せっかく重くなった金子袋の中身があっという間に空になるところだった。

 危ない危ない……。




祭り期間のみの串焼き店、お値段もお祭り価格です。

味は文句なしの一級品。

せっかくの稼ぎを買い食いで減らしかけた瀬名。

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