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プロローグ
《注意》
処女作です。あまりうまく書けていなければアドバイスか何かくれると嬉しいです。
時計の針は11:50を指し、カチカチと音を鳴らしている
その時計塔の上にある男がいた。
顔は不気味な仮面で見えず、帽子をかぶり、活気のあるこの街を眺めている。
「おい、そろそろいくぞ。」
「早くしないと、彼らが危ないよ。」
「そうですね。下手すれば客にも危害が及ぶかもしれません。」
「どうするんだ、今から行くか?」
その男は何も答えなかった。
コートを羽織り、手を少しだけ開く。
「“ジャックオブオールトレーズ“。データベースにアクセス。ファイルオープン。
アイテムナンバー S&W M29 6インチ オリジナルカスタム」
とつぶやくと、その手には先ほどまではなかった銃がある。
「行くか。」
彼はそういうと、時計塔から落ちた。