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俺と師匠の心霊事務所  作者: マッサン
おちょなんさん編
2/5

裏の仕事

結論から言うと、依頼人の旦那は黒だ。


その事を、依頼人に話すと殺意剥き出しの獣のような眼をして帰って行った。


「いやー、今回の依頼人ヤバかったですねー。ありゃ間違え無く旦那刺されますね。」


「自業自得だろ。それに、俺は俺の仕事を全うしたんだ。それ以上終わった仕事のことを考えて良い事あるか?」


「相変わらず、他人に対する関心が無いですね〜。」


「それは違う。俺は『普通』の人間に興味が無いんだ。」


「一緒っすよ。」


ガチャ。


不意に事務所のドアが開いた。どうやら依頼人が来たようだ。


『いらっしゃ・・・』


俺たちは一瞬思考が停止した。


何故なら、依頼人がどう多く見積もっても小学生だからだ。


だが、流石はこの業界のプロ、すぐに営業スマイルに戻った。


「御堂探偵事務所へようこそ!

本日は、一体どういったご依頼でしょうか?」


「あの…用があるのは探偵じゃなくて…」


「と、言いますと、『裏』の依頼でしょうか?」


「はい!あの…ぼくとおばあちゃんを助けて下さい!」


「失礼。まずは、名前を教えてくれないか?」


「はい、西行 虎徹といいます。」


「虎徹か、いい名だ。俺は御堂 聖月というものだ。こっちのさっきから全く喋らない男は、Mr.無愛想こと、武市 鬼郎だ。」


「誰がMr.無愛想だ!」


「さて、虎徹。さっきも聞いた通り、『裏』の依頼だったな」


「はい」


そう、この御堂探偵事務所には裏の顏がある。


それは、現代社会の裏で起きている、『怪異』と呼ばれる現象を解決する、


『御堂心霊事務所』だ。









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