表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺と師匠の心霊事務所  作者: マッサン
おちょなんさん編
1/5

表の仕事

20××年、東京:某所


最近寒い日が続く。


世間一般の人々は、暖かい室内で快適な生活を送っているだろう。


だが、一部の人間。特に、俺と師匠のような仕事をしているとそうもいかない。

俺たちは、『表向きは』探偵だ。


今は、その表向きの仕事の最中だ。


探偵という仕事は、部屋でぬくぬくしていては成り立たない。


キチンと、自分の足で動き、自分の目を使い、ありのまま見たことを依頼人に話す義務がある。


詰まる所、今俺たちがしている仕事内容は、

浮気調査だ。と、ぼーっとしているとスマホが鳴った。師匠だ。


「鬼郎!ターゲットAがラブホ街に入っていったぞ!追え!!」


「らじゃ〜ししょー。」


「何だよ、その締まりの無い返事は。」


「師匠は、ずっとカフェの中でぬくぬくしていたけど、俺はずっと外で張り込みだぜ!?

少しは労われ!ねぎらえ!」


「そんなけ喋る元気あれば十分だ。行け」


「おい!聞いて「構わん、行け」人の話を聞け!!!」


D○O様みたいなこと言いやがって、いつか訴えてやる。


「やれるもんなら、やってみな!!」


「なんで心の声聞こえてんだ!!」


「何でもいいから、はよ行け」


「ハイハイ!ちくしょー!!覚えてやがれ!」


俺はひとまず師匠との不毛な会話を終え、一人ラブホ街に足を踏み入れるのだった。

良かったら、感想書いて下さい。

作者のモチベに繋がります(^∇^)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ