4.8話 彼女は彼を愛しすぎている。
あとがきに重要な事が書いてあるので初投稿です。
※5話へのつなぎの話なので短いです
俺はその日は朝から何をするか考えていた。
「今日は魔法を使って戦ってみるか……ということでユーリ、俺の膝の上からどいてくれ。いい加減膝枕はいいだろ?」
「嫌ですぅ〜シグレと今日は一日中お昼寝したい気分ですぅ〜」
何か最近うちの嫁の様子がちょっとおかしいんだが。一体、何があったんだ?
「あぁ〜もしかしたらステータス異常かもしれませんねぇ〜これじゃあ家事もできないので、何とかしてくださぁい」
やばい、可愛すぎる。いやいや。このままでも良いかもしれないが……いやしかし……
「鑑定するか……」
さすがに危ない病気だったら困るし、他人にうつすのもまずいからね。
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名前:ユーリ・アリエット
状態:独占欲(対象:黒崎 時雨)
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「……おいユーリ、独占欲って何だよ」
「あ……知りませんにゃあ♪」
「……ユーリ?」
可愛いが、ここで笑ったりしたら色々と負けな気がする。
「うぅ……ごめんなさい、シグレといたいから嘘ついてました」
一瞬嘘をついていた理由のせいで許しそうになった。危ない危ない。
「……仕方ないな。元からそのつもりだったが、ユーリも付いてきてくれ」
「はい!もちろんです!」
俺はやはり嫁には弱いな……
「さぁ行きましょう!二人のラブラブモンスター狩りに!」
「変な名前付けるなよ……」
そう突っ込み、扉を開けると
「うぅ……お腹空いた……」
向こうからヨロヨロと歩いてくる見知った顔が見えていた。
−時雨が土下座するまであと5分−
まことに勝手なのですが、明日から4日間、更新が止まるかもしれません。
(携帯の電池を4日間もたせないといけないので)
もしかしたら投稿できるかもしれませんが、あまり期待しないでください。
次話を楽しみにしている方がいたらごめんなさい。
8/6からはまた、1日1話以上投稿を続けていこうと思います。