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私、テスト勉強します。


「困った。」


ゴールデンウィークを遊び呆けたのがいけなかった。


もっと勉強しておけばよかった。


そんなこといってももう遅い。


「テスト、死んだ…。」


一人、家の近くの図書館で頭を抱えている私。


誰がどう見ても「頭の悪いJK(笑)」だ。


私は勉強ができない。


特に数学が壊滅的だ。


ベクトルとか知らなくても生きていけるじゃないかと思う。


「え、このちょぼって掛け算じゃないんだ…。」


こんなこといってたら絶対テストまでに間に合わない。


ああ、どうしよう。


テスト当日に学校が爆発すればいいのに。


「あら、由紀さん。」


こんなJK(笑)に声をかけてきたのはよっちゃんだった。


「よっちゃんほどの賢い人間がなぜ図書館に?」


「私が賢いのは勉強しているからですわ。それに、きっと由紀さんはテストで苦しんでいるだろうと思いまして。」


にこやかなよっちゃんになにも言い返すことができない。


「さ、やりますわよ。」


「一緒にやるなんて一言も…」


「赤点。」


「ヨロコンデヨシコサマ」







よっちゃんの教え方が下手であまり成績が伸びなかったのは内緒である。

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