楽観
小説を読んだことも書いたこともない初心者です
文がおかしかったり誤字ありましたら教えてください
「この小さな島国で2つの国ができるなんて、政治家はなにを考えているんだ!アラタはどう思う?」
いきなり朝から新聞を片手に声を荒げて質問してきた父・アキト
「ぼくは平和に生きてさえいられればなんでもいいよ」
楽観的な考えでこの太った体を作り上げてきたぼくには父がなぜそんな事に怒っているのかがまったく理解できなかった。
「おにぃが自分以外の事を考えるわけないじゃん!ましてや政治の事なんて」
いきなり朝からコーヒー片手に失礼な事を言ってきたのは妹のユキア
ぼくと同じで太っているのに、男には厳しい・・・
イケメンで筋肉質でなければだめらしい
「まぁいい。アラタ作業着に着替えて仕事に行くぞ」
「わかった」
作業着に着替え父が待つ車へと乗ろうとした時
「お弁当忘れてるわよ。」
優しい声で呼び止めてくれたのは、ぼくの心の癒しである母・サユキ
この人がぼくに怒った事はない
いつも優しく接してくれる
ただ、ユキアにはとても厳しい
太った時もぼくをデブって言った時もすごく怒っていた
「お母さんいってくるわー!」
父が毎日の掛け声を済ませ、車を出す
僕たちの仕事は祖父の時から国に任されている油田の管理と販売だ
昔は油田が3つもあったらしいのだが、今ではここしかない
販売分のオイルを用意しお客を待っていると
「おーい!」
白い農業用トラックから上半身を乗り出しながら手を振る女の子が来た
「おじいちゃんに言われて買いに来たよ!アラタまた太ったんじゃない?」
この20人程度の小さな村で唯一の幼馴染のエイリだ
昔からぼくの事を弟のように言ってるらしいが、実は3日違いで僕の方が
先に生まれている
ユキアは恋愛の師匠として崇めている
つまりエイリのせいでユキアが僕を見下していると言っても過言ではない
エイリにいつものオイルを渡し父と3人で昼休憩をしているとエイリのお父さんがすごいスピードで車を走らせてきた
「アキトさん大変だ!エルディス帝国の貴族が来てアキトさんの家に向かってる!」
エルディス帝国とは軍事ロボットを生産して領土を拡大しようとした方の国で、世の中を楽観的に見て来た僕もさすがに嫌な予感がして来た
読んで頂きありがとうございます
次も楽しんで書こうと思います




