スゲェ NEW 新世界
「スゲェんダヨ、すげぇンだよ!!」
「あ??」
「だから、すげーースゲェんだよ!!!!」
「何がだよ?」
「何がって?足がスゲーに決まってだろ!!」
「足のどこが凄いんだよ?」
「決まってだろ!!一方の足を出すともう一方は出ない、そのあと出る・・・ん?」
「ん?」
「阿吽の呼吸だよ。足が足にぶち当たらないってやっぱスゲーよ。」
「すごいとは思わんが。」
「いやスゲーぜこれ。どんだけ夏風邪引いてもノークラッシュってやつだぜ、お前人間だろわかるだろ?」
「我々人類には理解しがたい。」
「あ!!」
「なんだ!!」
「もっと凄い、スゲー驚くような事実を知れば人生すごく変わるぜ。」
「それと足が何の関係があるのだ?」
「いやいや、スゲーって話だよ常識なんか棄てちゃって、こっちの世界へおいで。超スゲーよ。足ってスゲーぜ。」
「・・・」
「唖然としてまともに話もできないようだな。いいぜ、もっとスゲーもの見せてやるよ。これを見よ!!見ての通り漆喰だ。これをお前の足にぶつけてやる。」
「何をする!」
「いやなのか?ならカエルをぶつけるぞ。漆喰か?カエルか?さあ選べ。」
「どうかしてるぞお前。」
「カラスより頭の悪いお前に言われたくない。アーアー」
「でたらめを言うな。」
「ああ。愚か者めが。」
「誰が愚か者だと!!」
「よく、そんな嘘がつけるものだな。驚いたよ。」
「ああ言えばこう言いやがって。おまえとは話にならん。帰れ!」
「調子に乗りやがって。おまえのそのアーウィーの洞窟みたいな鼻の穴にフランス産ワインを注ぎ込んでやろうか!アーカート城みたいな、いわゆるアーカート状の額に人類の英知を刻み込んで保管所にしてやろうか。どうだ、白黒はっきりしろ。アーガイルな答えはごめんだぜ。」
「アーガイルな答えってなんだ?そもそも何に対して怒ってるんだよ。」
「わからないのか、お前に対してだ。ずっと、ずっとアーカディア国立公園に行きたかったんだ…もうすべて遅い。許すまじ、呪いを受けよ。」
「でもさ、仕方ないだろ。ここアーカンソーから遠すぎるからな、アーカディア国立公園は。」
「何が仕方ないだと。アーキーィィィィ。おまえはたった今、全アーキテクチャーを敵に回した。勿論アーキテクトもアーキビスト・アーキペンコもだ。さあどうする今すぐ降伏せよ、さもなくばお前はアーク溶接の犠牲になるだろう。」
「もはや助けを呼ぶしかない!!助けてアークライトさん!!!」
「そうはさせるか、えい。このアーク炉が邪魔で氏はこちらに来れまい。どうだ思い知ったか!せいぜいアーケードゲームでうっぷんを晴らしていればいい。」
「くそ・・・もうアーケシェフース城に逃げるしかないのか!嗚呼、アーサー王伝説を読んでおけばよかった・・・こんなときはアーシーな音楽でも聞いてMPでも回復しよう。」
「あのような状態では反撃して来まい。今こそ絶好の機会ではないか。ならば・・・よし。earthよ目覚め給え。我アースカラーを好み、アースコンシャスの精神をモットーする善良なる人間である。なので、我にアーチーズ国立公園の運営権を与え給えーー。」
その時地球が動いた。
地球が太陽に突撃を試みたのだ。
そんな・・・このままでは地球が負けてしまう。
負けるな地球、勝つんだ地球。行け!太陽にシュ――ト。
そしてどうなったかって?ああ勝ったよ地球は、そして新しい太陽になったのさ。
スゲーnew新世界だろ、これ。