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何にもない日。

 何にもない日に何をしようかとぼんやりした日に考えながら、僕はどうやら寝過ごしたことに気付いた。太陽は空の天辺まで昇り、今日はもう折り返し地点も過ぎてしまっているようだった。

 とはいえ、今日は何にもない日だ。誰かに会う予定も、何かを買いに行く予定もない。このままもう一度夢の中へダイブするのも悪くはないけれど、それも少し勿体ない。かといってなにかしようという気にもなれず、こうしてぼんやりと無駄な時間を過ごしている。これこそ勿体ないのかもしれないが、いかんせんやる気もない。

 しかし、もう昼を回っているわけだけれど、どうにも腹も減っていない。ますますどうして惰眠を貪るコースに直結している。これは怠惰に身を任せてぐだぐだとするにかぎるのかもしれない。

「……そうやって一人でうんうん唸ってるのもいいけどさ、さっきから私に気付いてるのにスルーしている件について申し開きはある?」

 ……なにやら幻聴が聞こえたわけだけれど、それは僕があまりに暇すぎて夢現になっているなによりの証拠ということだ。うん、決めた。寝よう。そうしよう。

「なんで布団に潜り込むの? なんなの私のこと嫌いなのなんなの死ぬの?」

 ゆさゆさとゆさぶられるなんてずいぶんとリアルな感覚の夢だなぁ。

「起きようよー。かまってよー」

 ……そろそろこうしているのも酷いことしてるみたいだから、彼女も構ってほしいみたいだし、起きようかな。

 今日は何にもない日だ。そんな日に大好きな人と過ごせるなら、それほど素敵な日出も無いだろう。


最近スランプなのか、設定はあれど文章に起こせない夜宵です。短い挙げ句、落ちも何もない話ですが、箸休めもとい、読み休めとしてお目汚しいたします。

これからもちょこちょことゆっくり更新していきますので、よろしくお願い致します。

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