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薬屋のひとりごと  作者: 日向夏
市井編2
138/389

十、踊る水精 後編

(うっさんくせー)


 猫猫は無意識に鼻で笑ってしまったようだ。医者の爺さんも克用コクヨウも頷いている。趙迂チョウウだけは目をきらきらさせている。


「すっげー、どうやって湖の上って歩くんだ?」

「それはね、水面につけた足が沈む前に次の足を水面につけて、進めばいいんだよ」

「すげー!!」


 騙されるなと猫猫は趙迂の頭をぽんと叩き、半眼で克用を見る。人畜無害かと思いきや、こういう面もあるらしい。


「まさか本当にそんなことができると?」

「んなわけねえだろ……って言いたいところだけど」


 爺さんがもじゃもじゃ髭を撫でながら外を見る。

 少し複雑そうな表情だ。


「儂の子どもの頃、そういう場面を見たことがある」

「水面を歩いて踊るのか?」


 猫猫は首を傾げながら言った。趙迂も真似をして、ついでになぜか克用も同じ姿勢になる。


(けっこううるさいな、こいつ)


 そう思いながら、爺さんを見る。


「ああ。儂が村を離れる前だ。元々、蛇神に仕えるのは巫女の役目だったんだが」


 爺さんの家系は元々、村長の遠縁で長の血筋の中から女が選ばれて巫女をやっていたらしい。

 だが、先ほど、何十年も祠が放置されていると爺さんが言ったばかりだ。何故かと言えば。


「後宮の女官狩りで、娘がいなくなっちまったもんだから」


 なるほどと頷くしかない。


 それで、代々口伝で伝えられてきた儀式がなくなったため、祠は放置されたという。ちょうどそのころ、前の村長に代替わりしたわけだ。

 信心深くない前の村長はそれを放置したため、そのまま祠の管理はすたれたという。元は一つだった村は、森がわかれたのと同様に三つに分裂してしまった。というよりとうに三つに分かれていた村を繋ぎ止めていた巫女がいなくなったというべきだろうか。


 そして、今は形だけでもということで、村に戻ってきた爺さんが管理人としてこの小屋に住みついているわけだ。


「勤めを終えた元巫女は村には帰ってこなかったのか?」

「はは。元は気立てがいい娘だったんだ。わざわざこんな村に戻る必要があるとでも?」


(そりゃそうだわ)


 後宮で仲が良かった小蘭シャオランを思い出した。口減らしに親に売られた。彼女もその現実がわかっており、戻ったところで居場所はないと後宮をやめたあとは自力で就職先を見つけている。

 

 多少、頭が回る娘だったら、いくらでも前の生活よりよいものを見つけるだろう。後宮はそういう意味でも女たちの出世の場だ。


「前の村長は死ぬ前は、そのことを嘆いていたんだよな。そんなに文句を言うなら、ちゃんと医者にかかれっていうんだよ」

「ははは。笑えるなー。そういう人っているよねー」


 克用はなにが面白いのか笑うものだから、爺さんは克用の頭を小突いた。


 猫猫は外を眺める。


「船もないけど、どうやって向こう側にわたってるんだ? 一応、祠の様子を見ないといけないんだろ?」


 猫猫がたずねると、爺さんは長卓に円を書いて見せる。


「船は主が怒るそうだ。魚を釣るにも、ちゃんと場所が決まっている。ここからじゃ見えないが、小島の向こう側に橋があるんだ。気になるなら行ってみてもいいぞ。薬草採りついでに草むしりでもしてくれ」

「なんで草むしりまでしなくちゃいけないんだよ」

「神聖な場所にただで入れるんだ、安いもんだろ? ほら、克用。お前連れて行ってやれ」

「えー。大変だなー」


 そう言いつつ、草刈鎌を準備している。

 

 無視してもよかったが、趙迂が「すげーー」とか目を輝かせる。この餓鬼、最近、床に這いつくばって駄々をこねればなんでも思うとおりになると考えている。


「祠のところに、香煙の葉は植えてある。葉は駄目だが、種が出来てたらいくつか採っていいぞ」

「……」


 猫猫は抜け目がない爺さんを睨みながら、草刈鎌を持った。






 猫猫たちは、湖の裏側へとぐるりとまわる。湖というが、透明度は低くもう少し規模が小さければ沼といったほうがいいかもしれない。蓮に似た葉っぱが水面にところどころ浮いている。


 疱瘡のあとを怖がっていた趙迂だったが、無駄な適応力だけはしっかり発揮して、すっかり克用に懐いていた。いつのまにか克用に肩車をしてもらっているが、男衆と違い少しふらふらしていて危なっかしい。


「ほらあそこだよ」


 克用が示すように、確かに小島の裏側に橋が架かっていた。丸太を湖に押し込んでそれを柱とした特に珍しくもない橋だ。


(大丈夫か? この橋)


 猫猫は疑い深く橋を見る。石橋を叩くわけではないが、ずいぶん古そうな橋だ。途中、壊れたら困る。


「ははは、大丈夫だよ。案外壊れないってー」


 克用は、肩から趙迂を下ろすと橋の上に立ち、飛び跳ねた。たしかに、見た目ほどもろくないようだが。


「あっ……」


 間抜けな声とともに克用は足を踏み外し、湖へと落ちてしまった。


「なにやってんだよ、にいちゃん」


 趙迂が手を伸ばして落ちた克用を引っ張る。


「ははは、ごめんごめん」


 克用は濡れた手で頭をがしがしむしった。眼帯をしているため、あまり物の距離感がつかみづらいのかもしれない。


 克用は濡れた上着を脱いで絞る。貧相な身体にはところどころ傷痕があった。じろじろ見るのも失礼なので、猫猫はしゃがみこんで橋を観察する。

 叩いてみると木の密度が高く硬い音がした。

 

「この橋、三十年以上前につくったらしいよー」


 湿った上着を肩にかけて、克用が言った。

 橋は水面よりかなり高く作られており、増水してもいいようになっているのだろう。


「腐らないものなんだな」

「うん、なんか南方の木を使ってるみたいだねー。たぶん、この橋、見た目よりずっと立派だよ。けっこう作るのに金がかかったんじゃないかなー」


 そう言って、克用は小島へと歩いていく。


 猫猫はそれについていくが、なんだか変な感じがした。

祠があるということで小島は橋と同様、水面よりかなり高くなっていた。祠へと至る石段には増水のあとが残っている。


 石段の上は小さな祠とその周りに雑草が生い茂っている。その中に大きな葉っぱを見つけ、これが香煙の葉だと猫猫は思う。先端に花のようなものがついているが、まだ種にはなっていない。もう少し時間がかかりそうだ。


(あの爺さんめ)


 あとで種はしっかり貰って帰ろうと、猫猫はふんっと鼻を鳴らす。


 湖の周りを見る。元は大きな森だった場所が三つの林に分かれている。その向こう側に村が見える。


(変だな)


 先ほどの違和感の正体がわかった。


 小島と橋の位置だった。橋がある場所が中途半端だ。どの村からも一番遠い位置で、しかも小島から遠い場所からかけられている。

 

(なにか意味合いがあってのことか?)


 橋は小島に一番近い場所から渡すのが一番よかろうに。そうでなかったら、皆が使いやすい場所にすべきだ。

 あの爺さんが住んでいる小屋からも遠いし、あまり利点があるとは思えない。


 猫猫は首を傾げながら祠を見る。祠は長年放置されていただけあって、けっこうぼろぼろだ。周りにかけられた注連だけは真新しい。蛇を祀っているというのに、周りに蛇避けに使う葉っぱを植えているあたり、偏屈な爺さんだなと猫猫は思う。


 克用は鼻歌混じりに草刈りを始めたので、猫猫も仕方なく手伝う。


 趙迂は最初から手伝う気などないらしく、小石を拾い、地面に絵を描いていた。


「知ってるかい?」

 

 鼻歌をやめて克用がひとりごとをこぼすように話しかけてきた。


「なにを?」

「この村における巫女ってやつをさー」


 そんなもの知るわけなかろうと猫猫は首を横に振る。


「爺さんが話してくれたんだけどねー、元は奴隷の娘だったそうだよ」

「……」


 克用は猫猫にのみ聞こえる声で話を続ける。


「ここは元々、川が氾濫しやすい場所だったみたいだね。治水がちゃんとできるまでは、毎年、田畑が流れ、家が洪水で沈んでいたみたいだよ」


 そんな古い時代、どうしようもない自然災害を治めるため何をするかといえば。


「人身御供のために、奴隷を買ってたってことさ。勿論、それは金に余裕があるときで、それがなかったら村の娘の誰かを選んでいたんだろうけどねー」


 巫女とは名ばかりの生贄だ。


 だが、ある日、神通力を持った巫女が現れる。


 その巫女は、水面を歩き踊って見せたという。

 

 村人たちは驚き、その巫女を崇めた。そして、巫女が村長の家へと嫁いだ。


 それが巫女の家系の始まりだという。


(爺さん、ずいぶんこいつに打ち解けてるな)


 猫猫にとって初めて聞く話だった。一応、巫女の家系に縁があるということで、爺さんはこの手の話を知っていたのだろう。


「つまりさ。巫女として力がなかったら、いつ生贄にされるのかわからないって話だったんだろうねー」


 神さまだか、主だか知らないが、生贄にされるほうにとってはたまったものではなかろう。


「んでもって、生贄にされることはないかと思ったら、今度は後宮へ送られるんじゃあねー」


 結局、湖の主ではなく国の主の元へと送られてしまったと。


(これなら二度と帰りたくないわけだわ)


 それどころか、恨みに思っても仕方なかろう。


 猫猫はぼんやりと水面を眺める。湖の淵には浮いた葉っぱが水面に揺らめいている。

 

 大きな蓮の葉には、子どもが乗れるものもあるが、さすがにその上で踊っていたというわけはなかろうな、とくだらぬことを考えていたときだった。


 猫猫はしゃがみ込んでいた姿勢から立ち上がった。


「どーした、そばかす?」


 趙迂が猫猫を覗き込む。

 猫猫は趙迂を無視して、石段を降りた。そして、古い橋を見る。橋の上ではなく、その下にある柱。

 水に浸かって藻が茂っているが、まだ腐っていない丈夫な柱だ。


「さぼると爺さんに言いつけちゃうぞー」


 克用が刈った草を持ったまま猫猫に言った。


 猫猫はにやりと笑う。


「そうだな。さっさと終わらせよう」


 と、持ち場に戻った。






「香煙の種をくれ」


 草刈りから戻ってきた猫猫は開口一番に爺さんに言った。


 爺さんは、麺をすすっていて、半分髭を食べているような様相だった。


「何を言い出すかと思ったら。種ができていなかったら諦めろ」


 そう言って、くちゃくちゃと麺を咀嚼する。


 多分、そういう反応を示すのはわかっていたので、猫猫にも考えがあった。


「例の呪い師の正体がわかったって言ったら?」


 耳打ちするような声で猫猫が言うと、爺さんは不快な咀嚼音を止めて箸を置いた。


「おい、克用。これでその坊主と遊んでやってくれ」


 と、爺は棚から鞠を取り出すと克用に投げた。克用は鞠を取ろうとして失敗する。小屋の外に転がっていく鞠を追いかけ、趙迂はそれに続く。


 人払いが出来たところで、爺さんは猫猫に座れと椅子を指した。


 猫猫は椅子に座ると、窓の外の湖を見る。


「例の呪い師が現れた頃って、真夏の頃じゃないのか?」

「そうだよ」

「雨の勢いが今より弱まって、なおかつ水田に水が必要な時期だろ」


 基本、この地方は湖から田畑の水を引いている。今は雨が多いがこれからどんどん水位は減っていくだろう。


「前に巫女がやっていた舞もその時期にあったんじゃないのか?」

「……雨乞いのためにやっていたようだが」


 それが何の関係があると、と爺さんは言いたいようだった。


 猫猫は爺さんが形だけ出してくれた茶に指を突っ込んで濡らし、卓の上に地図を描く。楕円の湖の形に小島、そして橋。

 見づらかったのか、爺さんは猫猫にそっと筆と紙を差し出した。ざらついた粗末な紙だが、まだ見やすいだろう。紙に書いていく。


 猫猫はその中で、小島から一番近い湖の沿岸を指さした。


「ここらで、その雨乞いの儀式とやらが行われていたと」

「そのとおりだが」


 ちょうど、この小屋から近く窓から見える場所だ。


「普通、考えるとこの場所に橋を作ったほうが堅実な気がするんだが、どうしてだろう?」


 猫猫はわざとらしく爺さんに問いかけた。


「んなもん知らねえ。それより早く説明しろ」


 爺さんの言葉に猫猫はにやりと笑う。


「たとえばの話だ。湖で特に水位が深くなっている場所があるとする。最初、この場所に橋を渡そうとしたが、途中水位が深くなっていて、橋ができないと断念した。材料はもったいないが引っこ抜くのにも人手がいる。そのまま、水中に置いたままにして、別の場所に橋を作る」


 そしてできたのが今の橋がある場所だ。それまでは舟を使って祠へ行っていたのだろう。


「その水中に埋め込まれた柱がまだ、湖に残っていたとしたら?」


 橋に使われている木材は丈夫な南方の木だった。同じ素材を使っていたら、まだ水中にも残っているはずだ。


 そして、湖の水位が一番下がる季節にだけ、水面すれすれに現れる。その上に乗って歩いていけば、水面を歩いているようにしか見えないだろう。細かな水位の調整は、水田に流す水の量を調節すればいい。


 濁った水と浮草で、間近で見なければその柱の存在はわからない。


「船を出さなくなったのは、その柱に当たらないようにするためでしょうか」


 橋を作る際、職人に頼んだのだろうか。村人には杜撰な橋作りの計画を隠すために、柱が埋まっていることを内緒にしていた。それを上手く利用したのが当時の巫女だったと。


 爺さんは目を細めている。なにか言いたげな表情だ。


「羅門はそんな風に憶測でものを言うように育てたか?」

「その憶測を調べるために湖を調べたいのですが」


 それを確かめたいために、爺さんに話したのだ。

 爺さんは猫猫を睨むように見たが、ついて来いと立ち上がる。


「儂も自分のことは言えんが、ちょっと情緒というものがねえな」


 爺さんは、外で鞠遊びをしていた二人を呼んだ。


「なんか晩飯になるもん買って来い」


 そう言って克用に銭を持たせる。


「坊主、こいつはよくふんだくられるんだ。悪いがついて行ってやってくんねえか」

「おう、まかせとけ」


 趙迂はそう言って、克用について行った。


「いくぞ」


 爺さんは手に箒を持ち歩いていく。


 爺さんが連れて来た場所は、湖の中でも囲いがされていた。水面には浮草が生えている。釣りをしようにも座るような場所もなく、好んで入るような者はいない。


 猫猫はぬかるんだ地面に顔をしかめた。履を脱いで裳をめくって歩いていく。爺さんも同じように袴を上げて歩いている。


 水は濁っており、柱らしきものは見えない。


「ほれ」


 爺さんは、箒を猫猫に差し出した。猫猫は柄で水面を撫でる。

 すると――。


 かつんと箒になにかが当たった。ただ、それは箒を伝ってもかなり硬質なものだと分かった。木ではなく、もっとかたく重い感じがした。


「娘たちは生贄と称して、この湖に沈められた。重りをつけ、生きながら水の底に落とされたんだ」


 習わしとはいえ、それは見ている村人にとってはおぞましいことだったろう。そして、自分たちがやったことに悔い赦しを乞うという無意味なことをしていた。


「湖の中に石柱を立てて、それを墓としたわけだ」

「……」

「莫迦莫迦しかろう。目に見えると己がやったことを後悔するからといって、水面からぎりぎり現れない高さにたてたってことさ」


 そして、何人もの生贄が沈められたところで、とうとう墓石は祠まで到達する。


「次の生贄をささげることが決まったとき、村長の息子が生贄の娘にその墓石の存在を教えたのさ」


 そして、湖の主の存在を逆手にとり、巫女と名乗りあげるようになったと。


 これを前の村長は知らなかったようだ。村の様子を見る限り、それを今知っているのは、この爺さんだけじゃないだろうか。

 

 猫猫は爺さんを睨む。


「そこまで知ってたってことは、呪い師が誰か見当ついてるだろ?」


 最初からこの爺さんはわかっていたのだ。そして、それを黙っていたということになる。わざわざ説明した猫猫は莫迦らしくなってきた。


「顔は見ちゃいねえ、確信はもてねえがな」


 おそらく、後宮から戻ってこなかった元巫女に関係するものだろう。その娘か、孫か、それとも話を聞いたものか。


 どちらにしても、猫猫には関係なく、この爺さんにとっても遠い過去のことのような振る舞いだ。

 昔、後宮に連れていかれた元巫女とやらとなにかあったのか。

 そんな下世話な想像が一瞬、頭をかすめたが口にするのはやめておこう。


 これ以上、情緒がないと言われたくない。


「あんまり変な動きをするようなら、種明かしをしてやるよ」


 そう言って爺さんは、懐から布包みを取り出した。それを猫猫に渡す。


「口止め料だ。この件は任せておいてくれ」


 渡された布包みには、なにかの種が入っていた。おそらく香煙の草の種だろう。


「……」


 猫猫は貰えるものがもらえたら、これ以上口を出す必要はなかった。

 黙って種を懐に入れると、小屋へと戻ることにした。



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― 新着の感想 ―
Wild guess but the albino con-artist seems involved. Slight of hand tricks, superstitious advise t…
[一言] 何らかの足場を用いた手妻だとは見当がついてたけど…まさか墓石だとは思わなかったし、足場となるほどの数とも思わなかった。 ……伝えなければならない過去だけれど、知らせてもいけない昔でもある。
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