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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

うんざりだ。

観覧は自己責任で。

私は、駄目な子供でしょうか?


親や兄弟、家族が皆口々に言う『何時も』。


『何時もお前は――。』

『だから、いっつもお前は―――しないから。』

『毎回、何時もお前が―――じゃん。』


私にそんな記憶はありません。

そこまで私は失態を繰り返しておりません。

貴方のせいだ、と反論しても聞く耳持たないその耳は必要ですか?

ただの飾りですね。

口を開けば私の悪口、批判、否定の羅列。

私の意見なんかまるで無かった事のように無視されるか、全否定。

肯定された回数は数え切れるくらい。

私は何なんですか?

貴方達の濡れ衣の為の存在ですか?

全て私のせいにしないで下さい。

私ばかりを責めないで下さい。

自分の非を認めて下さい。

私はちゃんと受け入れ、その時は謝罪し、円満に解決させているのに。

貴方達といったら『はいはい』といった軽い謝罪か無言。

私が注意すれば逆ギレするか『お前じゃないの?』といった意味不明な返事。

頭大丈夫ですか?

私はきっと普通です。

もう消えてください。

私は対話がしたいのです。

話し掛けても生返事しかしないのなら、その舌を引きちぎって野良犬の餌にしましょうか。

自分の話しか聞いてほしくないなら是非人形とお喋りに花を咲かせてください。

私の返事や言葉を聞かないなら初めから話し掛けんな。

もう嫌だ。

嫌、嫌だ、厭だ、うんざりだ。

気持ち悪い。

吐きそう。

頭が酷く痛む。

何時もか。

嗚呼、嫌いなワード『何時も』を使ってしまった。

てか、私が自分自身の事を表すのに使うのは構わない。

自己責任だから。

傷つく事もあまりない。

けれど、他人が私を表すのはどうだろうか。

何もわかっちゃいないのに、勝手に決め付けて。

コイツら頭可笑しいんだ。

それくらい私を表現する文章に『何時も』がプラスされている。

胃が痛む。

腕を噛んでも噛んでも引っ掻いても抓っても全然治まらない。

駄目だ、私が可笑しいのか?

本当は私が変なの?

私がしてきた事は全て間違いだったのですか?

嗚呼、また吐きそうだ。

涙がぽたぽた煩いうっとうしい。

クソ、どうしようもない苛立ち混乱困惑痛み嘔吐感が体の中で暴れ狂う。

目や口や顎や背中や心臓がそれぞれ違う痛みを発生させる。

このまま死ねたら楽なのに。

けれど、話の続きを、一人でも待って下さるのなら、作者として、完結させるまでは生きないと。

全て完結させたら、心置きなく死ねる。

きっと後悔はない。

沢山の方々に子供達を知っていただいたから。

だから、早く完成させないと。

こんな私はいちゃいけない。

長男の『何で生まれてきたの?』という疑問が頭をグルグルさせるが、死んだらわかる。

お互いな。

死とは解放。

生きるのは束縛と地獄。

扉の向こう側が煩い。

上辺だけの心配なんか私は欲してない。

トイレなら下の使え。

その音が更に頭痛を引き寄せるから止めろ。

わざとか。

クソッタレ、死ね。

舌打ちすんなハゲ。

うっせぇな。

よし、決めた。

今、決めた。

私が死ぬ前に、あいつらに質問してやろう。

返答次第じゃ呪い殺してやる。


「私は駄目な人間でしたか?」


綺麗事を述べた奴も、暴言吐いた奴も、全員道連れ。

ハハッ!ザマアミロ。

ごめんなさい。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 感情をこんなに思い切りぶつけられるってすごいなって思います。 たぶんこれも全てではないんでしょうけど。 私は素直に吐き出せないタイプなので、なんていうか、感情をオブラートで包んだような言葉…
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