表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黄金に輝く瞳  作者: 茜雫桂香


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

21/32

決意


本当に自分でも驚くくらい、涙を流した。


すっかり陽が陰ってしまった。

綺麗な青い花も闇に飲み込まれて見えない。


道の街灯が


ぽわと灯った。


「ごめんね、カータ、ありがとう」


ずっと抱きしめてくれていた

カータの腕は緩むことはなかった。


僕はふわふわな毛を撫でながら


「僕、自分でも気付いてなかったんだ。すごいね!カータは」


「それでも、研究職に就きたい気持ちは変わらないよ。

もちろん、マブロ様と離れたいからなんかじゃない」


そう言うと腕を緩めて僕をみるカタレフ



「アスプ様が元気になった時、本当に心の底から嬉しかったんだ。

この先、僕の力で家族を守れる、助けられるかもしれない

そう思ったんだ。」



「…行かないで」


消えるような声で言うカタレフを

もう一回強く抱きしめた。


「大丈夫!!週末には帰るようにするから!

僕だって寂しいんだ」



「僕は、ラズが大切な人だよ」


「うん、僕もカータも大切な人だよ」



お互い意味の違う大切な人を口に出して

2人は花に見送られながら丘を後にした。








ーガチャ


「おお、ビックリした、ノックぐらいしろよ」


本を読んでいたロスカの部屋にずかずか入ってきたカタレフ


向かいのソファに腰かけると、ロスカは本にしおりをはさんだ。


「…言えなかった」


「ふーん」


「…まだ、僕はラズと同じ場所にいないみたい」


「…」


「…決めた。父様の仕事を早く受け継いで、早く隠居させて、田舎に2人を追いやる」


「わーお、まあ母様の身体にはその方が良いかもね」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ