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おばちゃん、探索者になる。〜老後のためにも溜め込みます〜  作者: 熾之


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9/22

9 それいる?



 予定していた時間より少し遅くなったが、無事、家に帰ることができた。今日はレベルも上がったし、正体不明の物もドロップしたし、ちょっとだけお金も稼げたので大満足だ。


 スライムの魔石は1個100円で買取ってもらえた。30個あったので3000円、税金はかからない。


 小指の先くらいの魔石で100円は高いのかどうかわからないが、あれだけ弱い魔物でもお金が貰えるんだからいいことだろう。


 コツコツ続ければ初期費用は回収できそうだ。使った金額は約10万円、両手剣と軍用アーミーナイフがいいお値段でした。他にもリュックや水筒、ちょっといい軍手とか細々した物を買ったら意外と使ってた。


 これから追加でレジャーシートと折り畳みイスを買わなきゃだな。いつかは盾も買いたいんだけど、今はまだ持って歩けないからそのうちにしよう。


 そういや、レジャーシートって100均になかった? それっぽいのがあった気がするから見に行ってこよう。




 ーーーー



 

 今日は朝からダンジョンに来ております。お休みにするはずでしたが、ドロップ品が気になったのと、レジャーシートに座っておにぎりが食べたいので来てみました。100均に1人用のレジャーシートがあったので買いました。おやつも持ってきたので準備万端です。



 なんて考えながらもダンジョンの中を歩く。今日はまだ足は大丈夫。現在時刻8時、昨日と同じように中年男性達が元気だ。とりあえず、茂り地帯に向かって進む。



 そういえば、お腹が空いている時とワクワクしている時は買い物しちゃ駄目だと思うの。絶対余計な物買うでしょ。ついでに、その変なテンションで行動するし。


 昨日の夜に準備しちゃったから。お高い入浴剤使って疲れを癒やそうとしたし、しっかりマッサージまでしたから体調は万全だよ。普段、一切運動してないから、筋肉痛は次の日にはこないんだよ。後日くるんだよ。



 後日くる筋肉痛への恐怖と正体不明のドロップ品、ドキドキ、ワクワクで情緒が安定してない。とりあえず、ビー玉集めたいな!



 ーーーー



 

 「昨日と同じでいいか。」



 茂り地帯の境目でコソコソ。コツを掴んだのか昨日より調子がいい。歩くペースを少しだけ速くし、確認も素早くおこなう。ペースが速くなった分スライムを発見する数も増えた。


 2時間で15個の魔石と正体不明の数々。すでに4週間分の納品ノルマを達成している。今後は初期費用の回収を目標に頑張ろう。


 慣れてきたからか、いつの間にか茂り地帯の中にちょっとだけ侵入していた。1mも入ってないが。今のところ大丈夫そうだが周囲の確認だけはしっかりしておこう。



 ーーーー



 ビチャッッッ、………ポポンッ



 【テリ〜ン!】



 「おぉぅっ! びっくりした、レベルアップしたのか。」



 ドロップ品を拾って草原に出る。ダンジョンゲートまでは戻らなくていいかな。ステータスを確認したらお昼にしよう。




 芝生にレジャーシートを敷いて荷物を置く。これで、お尻が汚れなくて済む。昨日履いていたズボンは草の汁で茶色になってたからな。


 近くに人がいないのを確認してからステータスと呟く。まだ恥ずかしい。



 ーーーー

 名前 宇佐見詩織  LEVEL3

 年齢 45歳

 性別 女性

 職業 コレクター


 スキル 何でも集めたい~ドロップ率100%~

     もっと何でも集めたい~インベントリ~

 ーーーー



 

 「スキル名っている? インベントリだけでいいんじゃない?」


 今後、誰かにスキルを教える必要がある時に、私のスキルは何でも集めたいと、もっと何でも集めたいですって言わなきゃいけないのか?


 まぁ、スライム狩りしかしないのでパーティーを組む必要はないから問題ないんだけどね。



 ってことで、早速スキルを使ってみよう。



 「インベントリ!」



 はい、反応なし。ネットの自称識者よ、スキルの使い方を教えておくれ!


 



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