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おばちゃん、探索者になる。〜老後のためにも溜め込みます〜  作者: 熾之


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7 リベンジしよう



 フラフラ歩きながらやっと戻って参りました。先程見つけたベストポジション(偽)出てこない場所だから誰もいなかったベストポジション。ムリやりテンション上げてます。


 出てこないなら座っても大丈夫じゃないってことで、そのまま芝生に座っちゃいます。



 「はぁ~、疲れた。」



 朝8時に到着。1時間無駄に疲れ、1度戻り、モヤモヤからスライム倒して、また戻ってくるのに合計30分。現在時刻9時半。満身創痍です。



 「今日と明日であと9個…」



 明日も人の多さは変わらないだろう。もしかしたら、明日の方が多いかもしれない。今日中に4個、いや5個は欲しい。


 リュックのポケットからスマホを取り出し、助けを求めることにしよう。ネットの中の自称識者よ、助言をください。



 ーーーー



 座りながらスマホをポチポチ。警戒? 一応してますよ。左手でスマホ、右手で剣を握ってますから。


 調べてみたところ、ビッグラットやホーンラビットはもう少し奥に行かないと出ないらしい。絶対ではない、手前で出ることもある、が確率は低め。何度も言うが絶対ではない。


 疲れた足をグリグリ揉みながら悩む。もしホーンラビットとか出てきたら逃げられるか? このバッキバキの足で? ムリじゃないかな。でも魔石は欲しいしな。


 グリグリ揉みながら悩む。ついでに水分補給もする。



 「ああ~、天気いいなぁ。横になりたいなぁ。」



 現実逃避しながら足をグリグリ。水飲んで足をグリグリ。



 「よしっ、少しだけ行くか!」



 茂り地帯に入るのは1mだけ。ちょっとだけ。様子見るだけ。浅いところを奥に行かないで横移動しよう。駄目だったらモヤモヤを探して彷徨うことにしよう。



 そうと決まれば、ささっと荷物をしまい剣を握りなおす。へっぴり腰だけど、誰も見てないから大丈夫さ。いきなり行くのは怖いので、茂り地帯の境目をソロソロと歩く。


 余計な音をたてないようにしつつ、5歩歩く度に耳を澄ます。近くで何かが動く気配はなし。30秒程音を確認して、目視でもチェック。よしっ、大丈夫。



 亀より遅い歩みで進んで行く。歩いて、音聞いて、目視。歩いて、音聞いて、目視。



 カサカサッ……カサッ



 はっ! いる、絶対何かいる。場所を特定する為に耳を澄まし、目は開ききってる。何処だ…。



 カサッ…カサッ…カサカサッ……



 見つけた! スライム発見! そぉ~っと近づき剣を振り下ろす。



 ビチャッッッ、………ポンッ



 ヒョイっと魔石を拾い茂り地帯から離脱する。ある程度離れたところで一息つく。



 「いけるけど、精神的に疲れる。あと、目が乾く。」



 少し休憩してから先程と同じように移動する。歩いて確認して、歩いて確認して。大体10分から15分に1体のペースでスライムが出てきた。


 1時間程コソコソ歩き、手に入れた魔石は5個。最初のモヤモヤスライムと合わせて6個。今日の目標は達成したけど、明日のことを考えると可能なら10個集めておきたい。



 「まだお昼にもなってないし、もう少し頑張ろう。」



 その後、1時間かけて6個の魔石を獲得。フンフンッと鼻息荒く茂り地帯から離れるのだった。



 「やったね。明日は休みに出来る。今日の疲れは明日ゆっくり癒やそう。」





 ダンジョンゲートの近くまで戻ってきたので少しホッとした。朝と変わらず、元気な中年男性達が走ってる。ゲートのすぐ近く、この辺りなら邪魔にならないだろうってところで地面に座った。


 

 「ああ~………。」



 








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