ピクニックだー!
さて、突然ですが私は今どこにいるでしょう?
【ヒント】
びゅーと、強い風が吹いてます。
ちょっと寒いですね~
【正解】
シルビアの背中で空を飛んでいるのでした!
「シオン、大丈夫かい?」
「大丈夫!ちょっと風が強いけど」
「まぁ、風邪を引いたら大変ね。えいっ♪」
シルビアの背中にはお父さんとお母さん、そして私の3人が乗っていました。
お母さんがえいっ♪て言うと、風が弱まりました。お母さんが風魔法で軽減してくれたようです。
ちなみに、スラリンは小さくなって私の服の中にいます。
「森が凄いねー!」
村のそばにある『還らずの森』は隣国まで直線で10キロほどですが、国境線を横に50キロほど広がっている大きい森で、レベルの高い魔物の巣窟である。
空にも鳥型の魔物が飛んでいるけど、シルビアの気配を感じると逃げ出します。
「そうだな~この森の中には亜人の種族が住んでいるんだが、なかなか交渉に応じてくれなくて困っているよ」
お父さんも苦労しているようです。
「でも、シルビアのおかげで物資の運搬が楽になったよ。流石の俺でも森を突っ切るのは苦労するからな」
「お父さんは凄いの!」
お父さんは頭を撫で撫でしてくれた。
「そうだな。お父さんには頼りになる仲間がいるからやっていけるんだ。シオンも大切な仲間を作るんだぞ?」
「うん!」
バッサ!
バッサ!
と、シルビアは高度を上げて目的地へとたどり着きました。
『遠路はるばるご苦労だったな』
目の前にはシルビアより大きい、神獣ノヴァが立っていた。
そう、ここは村から遠くに見える『竜骨の山脈』と呼ばれる龍族の住む禁断の地である。
普通の人間は基本的に来ることはないのだが………
「よっ!久しぶりだな。お前の子供が産まれてから、来てなかったんで連れてきたぞ」
『ふん、連れて来られたの間違いであろうが?』
ちょっと!?
お父さん、神獣様にタメ口はマズイでしょう!
フレンドリー過ぎない?
シオンが口をパクパクとして驚いていると、お母さんが優しく教えてくれた。
「シオン大丈夫よ♪あの二人はマブダチなんだから♪」
へぇ~やっぱりお父さんって凄いわ!
『お母さん?』
『うむ、娘よ息災であったか?』
シルビアはノヴァの側に行き、頭を擦って甘えた。
「やっぱりお母さんっていいよね!」
「あらあら♪」
シオンもお母さんに飛び込み甘えた。
しばらくして、ノヴァが言った。
『この姿では話にくいのぅ?』
パッーーー!!!!
と、光ると人の姿に変身した。
!?
「人になった!?」
「これの方が話しやすいのでな。付いてくるがよい」
人の姿になったノヴァは金髪の長い髪を靡かせる美女さんでした。そしてシオン達は大きな洞窟へと入っていきました。
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