月日が流れるのは早いのです。
シオンはダンジョン・コアの分身体である妖精………あれ?
「そういえば、あなたの名前は?」
シオンは妖精の名前を知らない事に気付いた。
『私に名前はないのでマスターが付けて下さい』
「わかったよ♪」
さて、引き受けたもののどうしようか?
ダンジョン・コアの妖精………
ダンちゃん?は、男の子っぽいし。コアちゃん?安直過ぎるよね?
う~む………
あっ!
ピコーーーン!!!
「ティアとかどうかな?」
『畏まりました。個体名【ティア】と登録しました』
ぴかーーー!!!!
ティアが光輝くと姿が変わった。
「シオン、ティアってどうして名付けたんだ?」
「え~と、頭に乗るとティアラみたいだなぁ~と思って」
そういうとティアが頭に乗ってきた。
なるほど、金髪の髪に、翠色の服装だとそれっぽく見える……かな?
「素敵な名前をありがとうなの~これでマスター登録が完了しました。このダンジョンはマスターシオンのものですよ~」
「ティア、なんか口調が変わってない?」
「マスターに登録されたのでマスターの感性に感化されたようなの~」
ティアの言葉に赤影がプッと笑い出した。
「くっ、クククッ、アハハハハ!!!!!つまりシオンお嬢ちゃんの知性がお子ちゃまって事だな!ってイタッ!」
ポカポカッとシオンは無言で赤影を殴った。
「こんな美少女を捕まえて、お子ちゃまとはなんですか!」
「あ、すまん。美幼女だったね」
(笑)
シオンはムキーーー!!!!と、また殴り掛かるが、赤影はシュッンと消えて避けた。
「こらこら、じゃれるのもそこまでだ。取り敢えず事後処理を済ますぞ!」
こうして、シオンはダンジョンマスターとなり、しばらくはダンジョン作製に勤しむ事になるのだった。
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それからしばらく経ちました。
「マスター!本日のダンジョン『カタログ』をお持ちしました!」
「ありがとうティア♪」
説明しよう!
ダンジョン製作にはシオンの魔力と、ダンジョン内で収集した魔力を使うのです!
ダンジョンカタログとはティアが魔力で作製できる物をまとめたものである。
例えば、徘徊する魔物創作でスライムだと魔力5Pやスケルトンなら10Pと言う風にだ。
ダンジョン内に回復の泉などの作製にも魔力ポイントを使う。
あれから月日が流れるのも早いもので数年の年月が過ぎました。
「そろそろダンジョンを地上にも広げようかな?」
今までは地下のみダンジョンを広げていたが、この森をダンジョン化してみるのもいいかな?と思ったのだ。
「それは止めて欲しいな」
丁度、赤影さんがやってきた。
「いらっしゃい!どうしてですか?」
「しばらく止まっているが、隣国と街道を繋げるんだろう?人の往来が多くなるのに、危険なダンジョン化はマズイだろう?」
あっ!完全に忘れてた!
ダンジョン作製が楽しくて街道建設が止まってたよ!
「そうですね。そろそろ街道の整備も進めましょう」
もうすぐ10歳になるシオンは妖艶に微笑むのでした。




