新しい仲間
どう書いていいか、悩んでいたらこうなりました。本当に暇な方だけ読んで頂けると嬉しいです。
冒険者その1 猫
彼女の名前はソーセージ猫。
ちょっぴり生意気で、姉御肌な女の子だ。
冒険者その2 カモ
彼女の名前はガーコ。
おっとりして、少し抜けた感じの女の子だ。
ターゲット キツネ
彼女の名前はコヨ。
1階リビングのソファーにおいて、捕らわれの身となっている。
今回の冒険の目的は、邪悪なソファーの呪いからキツネのコヨを救出することだ。
***
「猫って、コヨと仲良かったっけ?」
「しゃべったこと、ないわよ。
でもさぁ、気になるじゃない?
母性本能ってやつ?助けてあげないと可愛そうな気がするわけ。」
「ふーん、まぁ、いいわよ。
たまには刺激的なのもいいわね。」
2匹は救出に向かうことになった。
「ところで、猫。
私、自分でこの部屋、出たことないんだけど、あのドア、どうやってあけるのよ?」
「、、、考えてなかったわね。
そうね、、、、、、、
! あたい、猫だわ!
自信ないから、ガーコちゃん、台になってちょうだい!そこから頑張って登ってみるわ。
あたい、猫だから。」
「猫が猫で良かったわ。猫の手も借りたいって、こんな時に使うのね。」
「ええ、そうね。いきましょう。」
猫とガーコはズリズリあるく。部屋のドアまでとはいえ、彼女たちには遠い道のりだ。
途中で、コロと会った。
コロは落ち込んだ様子で転がっていた。
「あら、珍しいわね。こんな所で転がってるなんて。どうしたっていうのよ?」
「実はさぁ、葉子ちゃんとこに、コヨって女の子がいたんだけどさぁ、最近遊ぶとき、全然みないんだよ。そしたらさ、朋美ちゃんも僕で遊ぶの止めちゃって、僕はここに転がっているって訳さ。」
コロもまた、キツネの人形だ。
葉子のコヨを欲しがって聞かない朋美の為に、お母さんが買ってきた。
同じ店で買った筈なのに、なぜか一回り大きくって、男の子っぽい感じがした。
朋美はコヨみたいな女の子がよかったので、駄々をこねたが無駄だった。
それで、男の子、コロになった。
コヨと同様、トウモロコシは取られた。
「ああ、キツネ同士だものね。仲良かったのね。実は私たち、そのコヨって子、どこにいるか知ってるの。助けにいくけど、一緒に行く?」
コロが驚いて飛び上がった。
「その話、確かかい?
行く行く!もちろん行くよ!
ああ、ありがとう。君たちは女神ようだ。」
「ちょっと、まだ助かってないわよ。」
仲間が増えた。
読んで下さってありがとうございます。
不定期更新ですが、頑張ります。