コヨと女神の力
冒険者その1) ソーセージ猫。
(冒険者その2) ガーコ。
(冒険者その3) コロ。
(捕らわれの身) コヨ。女神に任せたので存在薄くなっている
(可憐草)草なのか花なのか女神との交換条件で、採集する予定
(キノコ)道案内だったが、はぐれたし、役目は果たしたので、帰っていった。
***
コヨはもう、諦めかけていた。
ソファーの隙間に挟まり、葉子のパパのお尻に敷かれ、奥へ奥へと沈んでいく。
もう、涙も渇れ果てた。葉子は、もう、私の事を忘れてしまったのだろうか。
人形は、心を失った時、死んでしまう。
コヨはもう、死にかけていた。。。
その時、突然、光が舞い降りてきた。
ソファーの奥で、視界は真っ暗なはずなのに、コヨにもはっきりと分かる。
あれは、、、天使様? 私を連れに、、、?
光の中から美しい女の人が現れた。
驚愕するコヨに、その人は優しく言った。
「さぁ、あなたに、この力を授けましょう。
『 存 · 在 · 感 』」
コヨの体が、虹色に光り輝いた。
美しい女の人は、満足そうに去って行った。
翌日、コヨは、葉子の手によって、救出されたのである。
読んで下さってありがとうございます。あと少しで終わる予定です。
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