表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/32

コロの覚醒


冒険者その1 ソーセージ猫。

冒険者その2 ガーコ。

冒険者その3 コロ。

捕らわれの身 コヨ

   女神に任せたので存在薄くなっている

可憐草    草なのか花なのか

   女神との交換条件で、採集する予定

キノコ     道案内

***


コロは立ち上がった。

自分がやらなきゃ誰がやる!

道案内のキノコは僕と一緒なんだ!

今頃、2匹は迷子に気付いて泣いているかもしれない。

僕がみんなを救うんだ!!!

涙を拭ったコロは、キノコに言った。


「キノコさん、僕を案内してくれる?

僕、頑張ってみるよ!」


キノコは安心した。キノコだって、早く役目を終えて、家族と再会したいのだ。


「はいっ、私、案内します!」


1匹と1本は、ひたすらに歩いた。とんがり山は、遠かった。コロの足は皮がすり減り、綿が飛び出た。木の枝に引っ掛っては、顔や体に穴があいた。それでもコロはもくもくと歩いた。

僕がみんなを助ける。それだけを目標にして。



***


一方


「ねえ、ガーコ、お日さまが気持ち良いわね。木ばっかりだったから、久しぶりだわ。」


「えぇ、そうね、猫。川に落ちたりして、体中湿気てたけど、本当、久しぶりに干されたわね。嬉しいわ。」


岩の上で日光浴を楽しんでいた。

洞窟を出たところは、大きな岩になっていて、周りに木も生えていないので、丁度良く日光浴ができたのだ。

読んで下さってありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ