表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/32

コロの活躍

いつも読んで頂きありがとうございます。

冒険者その1 ソーセージ猫。


冒険者その2 ガーコ。


冒険者その3 コロ。

  

捕らわれの身 コヨ

  コヨは女神が助けてくれることになった


可憐草   草なのか花なのか

  女神との交換条件で、採集することになった

 



***



「クワッッ! クワッ!!」


「にゃにゃん。にゃにゃにゃん。」


2匹はすっかり花に夢中で、、というか、足取りもおかしくあっちへこっちへフラフラし始めている。


「あれっっ?ガーコさん?猫さんっ??」


コロがとうとう異変に気づいた。

コロはあわあわする。


「どどどどうしよう?! 何かおかしいよ!

ガーコさんっ! 猫はさんっっ!」


近づいてみると、2匹とも夢見心地のようにうっとり、ふわふわしていた。視点も定まっていない。


「あわわわわわっっ!」


どうやら花の毒にやられたらしい。

コロはどんくさ過ぎて花の誘惑に気付かなかった。


コロは泣きながら2匹を叩く。


「起きてー!起きてよーっ!」


丘の下の方に川が流れている。

コロは狂ったように丘を転がり、頭だけ川に浸けた。全身浸けると重くなりすぎる。


「ひぃっ!ひぃっ!!」


転がった丘を登り、猫とガーコに向かって、ブルブルした。


「お願い! 目を覚ましてー!!」


ぶるぶるぶるぶる。

ピシャッ!ピシャピシャッ!


水が飛び散り2匹にかかった。

冷たい水を浴びて2匹はハッと正気に戻った。


「クワッ!? 私、いったい何をしてたの!?」

「にゃにゃっ!? あれ?あたい。。」




コロはわっと泣き出した。



読んで下さってありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ