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異世界出張でアフターケアとかなんですか?  作者: 概念ならまだしも実在するわけねーじゃん
2.人造人間

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27.おまけ

さて、諸君らにおいては最近の言葉の進化(あえてそう表記する意味は汲み取っていただけると思う)に名状しがたい感情を抱かれていることと思うが、昔から変わらぬ言葉というものも存在しているのはまた事実である。

私がここで紹介したいのは「ルノ」という冠詞だ。

今でこそ、「最高級の」「最も優れた」といった意味合いを持つこの言葉であるが、王国隆盛期以前に使われた形跡はないのである。


さて、それではこれがどこから来た言葉であるかという事だが、諸君らがまずもって思い浮かべるのが「ルノゴコク号」と「クラインルノ傭兵団」二つであろう。

知っての通り、「ルノゴコク号」は魔物に育てられた人間であるゴコクショウジが、その技術を世界に広めるため、海を渡る手段として用いた大型船舶の名前である。

また「クラインルノ傭兵団」は伝説の傭兵クラインボルトが率いた戦闘集団で、今現在でも最も信頼の置ける傭兵団として誉れ高い。


さらに、宮廷料理にルノコースというものがある。

元はとある国の公爵夫人が抱えていた料理人が発案したものだというが、その当時には存在しなかった調理法と素材の活かし方により王宮料理として食されるようになったものだという。(著者が料理に詳しくないためにこれ以上の記述は省くものとする。公爵夫人については、別著のガラリア・アマステリアを参照願いたい)


また、これらの名称が使われ始めた時期は近く、彼らの出自や軌跡を辿るにつれ、ある一定の地域にて発生した事象ではないかと推測すること容易となった。

つまり、彼らの共通点として、アマステリア公爵夫人が一時期保護していた人類最後の賢者、マスリオ氏が浮上してくるのである。


しかし、彼についての記録は公爵夫人の庇護を受けていたことと、ルノゴコク号に搭乗し世界を回っていた頃のものしか存在せず、「ルノ」が彼にどう関わっていたかは不明である。

案外、彼の身内ないしは師匠であるなど、身近な者の名前だったのかもしれない。



  ───著、『言葉の成り立ち』より抜粋






***

・あとがき・設定


プロットについて:

異世界に行く→デスル

後は書きたいシーンを決めて必要なキャラ決めて設定を生やす。以上。

シーン書き終わったら話を続ける必要ないので、帰る事になります。



・今回の設定

ガラリア:頭を下げないつおい女の人良いよね

リクト:女公爵の小姓はショタだよね!

ロバート:アホな子の予定だった

マスリオ:クールな賢者の予定だった

クラインボルト:ヒロインを出したかった

ディナ:最初は人間で勇者は実子の予定だった

バゼル:なんかいた

グルーカス:出るたびにダ〇の大冒険がよぎった

魔王様:モロだしだったら巨乳だよね!

ルーデス:こいつがルノを殺す予定だった。リクト君を思い出してしまったので扱いに困った



・裏話


デカメロンの国名はガチで忘れました。思い出す気もありません。

ルーデス氏は傭兵団の副団長になりました。

ヒロインと主人公で会話させるのが楽しかったです。



次の話も頭の中ではうごうごしてます。次回ヒロインは俺の嫁。

お読みいただきありがとうございました。



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