お風呂♪
「その、なんか本当にごめんなさい。完全に私のせいです。ごめんなさい」
「……いや、もういいよ」
これ以上シオンを攻めたところで、何も変わらない。
ニートに戻れると思ったのになあ。ゲームとかアニメはなくても、引き籠れると思ったんだけどなあ。
「……? 京夜さん、どうしたんです?」
俺は、皆が買ってきた酒を、トクトクとコップに注いだ。
――――そして――――
「うわああああああああああああああ!! 京夜さんがお酒飲んだあああああああ!!」
「京夜、しっかり! そんな落ち込まないで!」
――――こうなりゃヤケ酒だ、畜生。
■
皆に酒を飲んでいたところを取り押さえられ、正気に戻った俺は。
風呂に入りながら、ゆっくりとまた気を改めることにした。
もういくら落ち込んだところで現状は変わらない。だったら早く、風呂にでも入って心を癒してくるとしよう。
そう思いながら俺は、脱衣所で服を脱ぎ、タオルを持ちながら外風呂への扉を開けた――――
―――が。
「あれ、京夜? どしたの?」
「……きょーや?」
「あ、京夜お兄ちゃん」
俺はピシャリと、風呂場への扉を閉めた。
風呂に入っていたのは、アルゼルト、アーク、シオンの三人だったのである。
いやいや、一瞬だったが見ちゃいましたよ? エロ……何でもないです。
でも、予想外にアルゼルトの胸がデカかった。アークとシオンはともかくとして。
俺がそんな事を考えながら、ゆっくりとその場を立ち去ろうとすると。
「なに逃げようとしてるんですか! 折角ですから一緒に入りましょう? 『ダーク・グラビティ』!」
「あああああああああああああああああああ!?」
……今日一体俺は、何発グラビティを喰らったのだろうか。
最新遅くてごめんなさい。本当に新人賞用のあくおれ執筆で、いっぱいいっぱいおpp……なんでもないです。いっぱいいっぱいなのです。
ですが出来る限り最新はしようと思いますので。これからもよろしくお願いします。




