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ランとアラシで神隠し  作者: 迦陵びんが
第8章 「またまた始まる学園生活」
86/110

第83話 ボクの昼休みは・・・

「ほら、急がないと遅刻するぞ」

「いま行くから。待ってよ、アラシ兄ちゃん!」


外に出て待っていると、履きかけのズック靴でケンケンしながらハヤテが玄関から飛び出して来た。


「ハヤテは男のくせに、支度に時間がかかるんだなぁ」

「今日は家庭科実習があるから持ち物が多かったんだよ。それよりアラシ兄ちゃんの方はそんなんで大丈夫なの?」

「ん? 何がだい?」


鞄は持ってるし、制服も着ているし、足元を見ても間違ってサンダルなんか履いちゃいないし・・・と身の回りを確認していると玄関から母さんが飛び出して来た。


「お待ちなさい! アラシ。まさかと思うけど、アナタそのまま学校に行く気じゃないでしょうね?」

「?」

「頭よ! あ・た・ま!」


と言いながら母さんが指を差したので、おでこに手をやった。


「あ・・・」

「カーラーが巻きっ放しになっているじゃないの! 学園のマドンナがみっともない!」

「マドンナちがう・・・」


そうなのだ。すっかり忘れていたけれど、夕べ寝る前に母さんが前髪に巻きつけてくれたんだった。地球に帰ってから髪を伸ばしっぱなしにしていたせいで、すっかり前髪が伸びてしまった。それで夕べ目にかかるのが煩いから、ハサミで切ろうとしていたところを母さんに見つかってしまって、ひどく怒られたんだったっけ。


「ほら、これでOKよ。これだったら目にも掛からないでしょ? 髪がずい分伸びたから、今度のお休みには美容室に連れてってあげないとね」


そう言いながら母さんは、ボクのカールした前髪を愛おしそうに目の両脇へと整える。


「床屋でいいよぉ」

「なに言ってるの! 中身は男かもしれないけど、アンタの身体は他人もうらやむ完璧な美少女なのよ? そこのところ、ちゃんと自覚しなきゃダメって言ったでしょ? アラシは何も考えなくていいから。お母さんに任せておきなさい」

「・・・うん」


家に帰ってからというもの、ずっとこの調子で母さんのペースに乗せられてしまっている。




「ランちゃ~ん!」

「出たな、ムクミ」

「出たな、はご挨拶ね。それに私の名前はムクミじゃなくてサ・ヤ・カ。弟君もおはよう!」

「おはようございます」

「弟君は、ランちゃんと違ってとっても性格のよい子なのねえ。あら?」


龍ヶ崎サヤカは、獲物を見つけた猫みたいにボクの前髪を見るや手を伸ばした。


「っ! なんだよ。いじるんじゃないって」

「ランちゃん、前髪カールさせたのね? かっわいい! ついに女心に目覚めたの?」

「うるさい、龍ヶ崎。前髪が鬱陶しくって自分で切ろうとしたら、母さんにやられただけなの」

「あは。やっぱりねえ。そうそうランちゃんのその性格って直らないかも」


その時、背後で争うような物音がした。


≪%$#&@! ¥☆△ΦΩ!! ∞△&@!≫


不審に思って振返ると、望遠レンズを装着した大型カメラを腕に抱えた男が黒スーツの男に羽交い絞めにされているのが見えた。黒塗りの車がすぐに横付けされて、あっと言う間にいなくなる。

一瞬の出来事だったけれど、カメラ男を車に押し込みながら余裕でこちらに向かってVサインしている黒スーツ男の残像が目に焼きついていた。


「なんだったんだろ、あれ?」

「あれって、お母さんが言っていた警」

「しっ! ハヤテ」


ボクは、慌ててハヤテを遮った。それにしても、本当にSPが護衛してくれていたなんてびっくりだ。 

要人でもない高校生のくせに自分が護衛されているとも言えないし、尾ひれ羽ひれがついて学校で噂話されるのも嫌だったので、サヤカにはシラを切り通すことにした。


「う~ん、わかんない。Vサインしてたから記念撮影かも。ひょっとしたら井上順だったのかも。ピ~スって」

「ランちゃんって、面白い! 思いがけない反応するあたり結構“不思議ちゃん”なのかも」


その後、いつもの横道からカッちゃんが合流、例によってボクとサヤカの丁々発止はあったけれど4人で何ごともなく登校した。






昼休みになった。

カッちゃんはクラスでも以前と変わらずにいてくれるけど、昼飯は別みたいだ。

というのも、ひとつにはボクが弁当持ちになったこと、ふたつにはボクの食べる速度が遅くなったこと、みっつ目はボクの周囲に張り巡らされた女子たちの障壁があるからだ。


前は学食か売店でサッと早食いで済ませたもんだが、地球に戻って来てからというもの、なぜだか母さんが毎日弁当を持たせてくれるようになった。弁当持ちは女子に多いので必然的にお仲間に入れられてしまうことになる。


母さんの弁当は凝っていて、栄養価はもち論のこと見た目も相当工夫して盛りつけている。プチトマトやウィンナー、ブロッコリなどで色とりどりなのは良しとしても、毎日、海苔や薄焼き玉子なんかで顔や文字をかたどってくれちゃうのには閉口する。なんだか幼稚園児の弁当みたいだ・・・。


それと器だ。きっと姉貴とハンズかロフトに行って、これが可愛いあれが楽しいそっちが似合っているなどなど、ショッピングを満喫しながらボクのランチボックスを選んでくれたのだと思う。

これがまた女の子なら大喜び間違いなしといった代物。だって白いうさぎのキャラが付いている奴で、それもピンクだぜ。


「これって・・・完全に女子の弁当じゃん!」

「うふふ♪ とっても可愛いとは思わな~い?」

「ボク、男子高校生だぜ。それもガチガチの体育会系の部活をやっているんだけど!」

「そんなこと言ったってアラシは前に比べて食が細いし、学園のアイドルのアナタがドカ弁なんか食べていたら興ざめでしょ? 可愛い子はいつだって身の回りを可愛いもので包まれていなければいけないものなの♪」


方向違いで愛情こもりすぎだと思う。






「ランちゃん今日のお弁当はな~に?」


とサヤカたちが期待に目を輝かせて、ボクが弁当のふたを開けるのをのぞき込む。


「あ・・・」

「うわ~あ!」

「可愛~い!」

「いいな~あ! 今日は動物キャラなんだ~あ!」


見ると、小さな握り飯が3つ並んでいて、ウサギ、パンダ、子ブタがにっこり微笑んでこちらを見ていた。

ボクは、毎日弁当を開く瞬間ドキドキだ。


「なんだかとってもお母さんに愛されているぅって感じ!」

「そりゃあ、こんな絶世の美少女をわが子に持ったら母親は誰だって一生懸命になるわよ!」

「どうして?」

「あら? 分からない?」

「うん」

「この美しい子が口にする物、お腹の中に入る物、それがコンビニや売店で購入したマスプロダクツ、その他大勢の為に作られたものであってはならない、この子の美しさを保つ食べ物じゃなくてはならないって思うものなのよ!」

「それって動物園の飼育係が、熊笹とかユーカリに気を遣うみたいなもんじゃ・・・」

「こらっ!」


なんだかパンダかコアラか、何か珍しい動物になったような気がしてきた。






弁当を片づけると、ボクはそそくさと教室を出る。それに気が付いたサヤカが、すかさず呼び止めた。


「ランちゃん! いっしょに化粧室行かないの?」


ボクは、「うっ」と詰まって足を止めると渋々振り返る。


「なんでオマエらと連れションしなくちゃならないんだよ?」

「まあ! その顔でお下品なことを言うとゾクッとしてきちゃうわ!」

「ほっとけ!」


なんでか分からないけど、女はトイレに行くのにも仲間うちで連れだって行くことが多いのだ。お互いに排尿音を聞かせ合ってどうしたいのよっと思うのだが・・・。だから、ボクとしてはそれが嫌さに、食後になるとひとりで教室を出てしまうのだ。


校舎から中庭に出ると、小さな噴水の前のベンチに腰を下ろす。ここだと楡の木陰が気持ちいいのだ。

詰襟を脱ぐとシャツ姿になって、おもむろにズボンのポケットからゴムチューブを取り出す。背中側でその両端を握りゆっくり伸ばしながら、頭の上まで引き上げて行く。






「アラシ。こんなところで何やっているんだ?」


10セットばかりこなしたところで声を掛けられた。カッちゃんだ。


「見ての通り・・・ウッと・・・・食後の・・・ッと・・・筋トレさ」

「ふ~ん。寸暇を惜しんで鍛えてるってわけか」

「うん。この身体になってからずい分筋力落ちちゃったからね」

「それよりオマエ、まわりを見たか?」

「えっ?」


トレーニングに集中していたのと、木陰にそよぐ初秋の風が気持ちよかったので全然気づいていなかったのだが、まわりを見ると校舎の窓という窓、中庭に面した回廊という回廊に人だかりができていた・・・。


「オマエ、詰襟を脱ぐのはいいが、その・・・女っぽいシャツでその身体つきだと、相当に目立っているぞ」

「お、女っぽい? ああ、このシャツか! 仕方ないんだよな。男物のシャツだとまったく体型に合わなくってさ、どうせ中に着るんだから構わないでしょって母さんが用意してくれたのがこれだったんだ」


改めて自分の着ているシャツを見下ろしてみると、柔らかくて光沢のあるパウダーサテンの白い七分袖のシャツだ。衿がまるくてちょっと胸元にギャザーが寄っているのがポイントになっているかもしれない。


「ふんわりしているから素肌にあたらないしガサつかないんだけど・・・変かな?」

「変じゃないさ! オマエにはとっても似合っているんだが、似合っているだけにこうして注目を浴びているんじゃないのか?」

「そうかな?」


まわりのざわつく声が聞こえてくる。


「あの細くて華奢な手を見てご覧なさいよ!」

「ランは、色白だものやっぱり男物より女らしい服の方が引き立つのよ!」

「アラシ君って、ブラウス姿だと体の線の美しさがほんと際立つよねぇ!」

「美少女がひとりで一生懸命トレーニングしている姿ってタマラねえ!」

「アイツにセーラー服着せてえ!」

「それより、なあに? あの男の子」

「アラシ君と仲良く話なんかしちゃって!」

「馴れ馴れしいわねぇ!」

「ちょっとヤキ入れとくか?」


なんだか風向きが変わってきたみたいだ。


「カッちゃん。そろそろ教室に戻ろうか?」

「ああ。そうすべ」


ボクは、詰襟を肩にかつぐとカッちゃんと並んで校舎へと向かった。






「それじゃあ、キリュウ。前に出てこの問題を解いてみろ」

「はい・・・」


一番前の真ん中の席、教壇の正面に座らされているせいもあるけれど、どの先生も授業時間中に必ず1回はボクを指名してくる。だから気を抜くこともできやしない。


「・・・t≧1だからs+t=log2x+log2yとなり=log2xyなので・・・」


黒板に向かってカリカリ計算していると背中に痛いほど視線を感じる。気になるので後ろを振り返る。ストレートヘアが回転しながらサラッとスイングする。髪の重さで、ちょっと小首を傾げた仕草になってしまった。


≪オオオ~~ッ≫


どよめきが起きた。クラス全員が、感に堪えないという面持ちでボクを見つめている。なんと数学の教師まで、恍惚とした表情になっているではないか・・・。


「あの、できましたけど」

「あ? ああ! ご苦労さん。どれどれ、ふむふむ、よし、ここもよし、完璧だ! キリュウよくできた! キリュウは板書の文字まで綺麗なんだよなあ。さてと、次の問題は誰にやってもらうかな?」


そうなのだ。地球に帰ってきてから気が付いたのだが、ボクの書く文字の感じが以前とは違っているのだ。しなやかというか柔らかいというのか、なんだか指先の筆圧が弱くなっているのか女っぽい筆跡になっているみたいなのだ。






「お疲れ~! ヤブオカの奴、またランちゃんを指名していたね」


数学の授業が終わってゲンナリ机に突っ伏していると、後ろの席からサヤカが声を掛けてきた。


「うん。毎度毎度で参るよ」

「まあ、私たちにしてみればランちゃんの姿を公然と拝めるから嬉しいんだけどね」

「それにランちゃん、とっても字が綺麗なんだもん。ヤブオカだってランちゃんの書いたところ、なかなか消そうとしないもんね。気が付いてた?」


左隣のクルミが言う。


「知らん」

「ランちゃんのこと書道部が狙っているらしいよ!」


右からユカリが目をまん丸く見開いてビックリうさぎのような顔で言った。


「書道部? それだったら数学研究部と文学研究部も狙っているって!」

「私が聞いていたのは演劇部と写真部と美術部と天体観測部だったよ?」


他の二人も口ぐちに独自ルートで入手した情報だと言わんばかりにひけらかす。ああ、鬱陶しい。


「ボクは、ゴルフ部しかやらん。さあ、部活部活! カッちゃん、部室に行こう!」






「それじゃあ、関東大会の東京地区1次予選出場選手を発表する」


顧問でチーム監督の大多先生が10月の地区予選の出場メンバーを発表しはじめた。大多は大学のゴルフ部出身で、そこそこのスコアでラウンドするシングルプレーヤーだ。噂では一時はプロを目指していたらしい。


高校ゴルフは、春と夏2回の全国大会が目標となる。そこに出場するまでには長く苦しい道のりがあり、特に参加校の多い東京地区では関東大会に出るまでに1次2次の2回の予選会を勝ち進まなければならない。


「1次予選は1ラウンド110が切れることが参加条件だから、全員挑戦させてもいいようなもんだが、それではオマエたちの為にならない。先月の夏合宿の成績で俺が決めるからな。選手に選ばれた者も、選ばれなかった者も、わが校の誇りをもって日々精進するように。まず、男子!」




ま、当然ちゃあ当然なのだが、夏合宿に参加していないボクは選手枠から漏れた。


既に春の大会で本戦にシードされて出場が決まっている3年の先輩たちと、まだ100前後でしか回れない1年部員も名前を呼ばれなかったが、無事カッちゃんは出場することになった。


そうそう、ボクのゴルフ部復帰が決まってから、入部希望者が殺到したのだそうだ。

顧問の大多とキャプテンたちとで書類選考と面接を実施、50人近くの希望者から絞り込んだみたいだが、入部を認められたのは1年がほとんどで2年と3年は誰も入れて貰えなかったらしい。

よく分からないけど、ボクとタメ口が利ける立場の奴はことごとく排除された、というのが専らの噂だ。


「以上だ! まあ、1年と選ばれなかった3年は応援にまわれ。ギャラリーは入れないからスタート地点と9番18番グリーンだけになるが、大会の空気を知っておくと自分が出場するとき役に立つからな」


大多の話も終わったみたいなので、ボクは練習場に行こうと立ち上がった。部活に戻ってからのボクは、暇さえあれば球を打ちたくて仕方ない。練習時間が惜しいのだ。


「ちょっと待て、キリュウ。まだ話は済んでおらん」

「はい?」

「キリュウには、東京予選会とは別の大会に選手として出場してもらうことになった」


≪うおおおっ≫


あらら、ボクも出場選手に選ばれてしまった。なんか部員たちが勝手に盛り上がっている。


でも、学期始めから何やかや、ボクの意思に反する形で散々な目にあわされてきたので疑心暗鬼にもなる。そうそう言うことを素直には受け取れない。


「監督に選んでもらって光栄です。でも・・・念のために聞きますが“何の”大会ですか?」

「キリュウ、ここはゴルフ部だ。そりゃゴルフの試合に決まっているだろ」

「・・・ふうん。そうやってハメルつもりなんだ」


プウッとふくれっ面になる。


「キャッ!」

「可愛ゆい!」

「ランはどんな顔しても可愛いね~え!」

「ほっぺマシュマロみたい。食べちゃいたい!」


女子部員がきゃあきゃあ言いだし、男子部員は口は半開き指をくわえて見惚れている。


「ボクの出場する試合が何なのか、ちゃんと教えてくださいよ!」


ようやく監督が口を開いた。


「関東大会シード校によるエキジビションマッチ。競技は団体戦だ」

「・・・ひょっとして・・・女子の大会じゃないでしょうね?」


ボクも相当に疑心暗鬼になっている。


「もちろん男子だ。予選会の間、シード校には試合がないもんで協会側が気を利かして練習の機会を設けてくれたって訳だ。だからキリュウは3年のシードメンバーと一緒のチームだ」

「ホッ。安心しました。よ~し頑張るぞ!」


ボクは、ようやく警戒を解いた。練習とはいえ、久しぶりに試合に出られるのだ、嬉しくないわけはない。


「ただし」


と思ったのもつかの間、大多がまだ続きがあることを示唆した。


「え?」

「ただしだ。キリュウには、わが校を代表するからには呑んでもらわなければならない条件がある」


嫌な予感がした。


「条件・・・いったいどういう条件ですか?」


ボクは、腰を半ば浮かしながら身構えると尋ねた。


「ユニフォームだ」

「ユニフォーム? 去年入部したときに作ったのを持っていますけど?」

「キリュウ、オマエには女子のを着てもらう」


予感が的中した。


「そんなの変ですよ。男子競技に出るのに女子のユニフォームを着るなんて」

「そんなことはない。前例はあるぞ。あのPGAでも美少女ゴルファーのミシェル・ウィーが出場しているじゃないか」


確かに去年の1月、アメリカ男子プロゴルフツアーツアー選手権第2戦ソニーオープンに14歳の女子アマチュアが出場しているけれど・・・。


「よく神聖な学生競技会でそんなことを。協会や大会本部がなんといいますかね」

「いや、そこからの強い要請があったんだ」


≪ガーン!≫


いま、衝撃的事実が明らかに。そうだったのか、そういうことだったのか。


「もちろんユニフォームは学校で用意する。自前のユニフォームを着られないのに、キリュウに負担させる訳にはいかんだろ。先生もちゃんと考えているんだ」

「でもボクが、嫌だと言ったら?」

「その代りと言っては何だが、協会もキリュウに十分なメリットを用意してくれているんだぞ?」

「?」

「エキシビションマッチだが、キリュウが好成績を示せたら主催者推薦枠で本大会に出場させるそうだ。どうだ、悪くない条件だろ?」


みんなで寄ってたかってボクに女装させようとしている・・・。こうしてボクの競技ゴルフ復活もまた、まわりの思惑に押し流されていくことになってしまった。


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