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俺が催眠術で惚れさせた完璧美少女たちと、秘密の『放課後』ライフ  作者: 坂元たつま


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4/10

偽りの初恋、正義の陥落

  聖域の亀裂

放課後の生徒会室。西園寺麗奈は、沈みゆく夕日が差し込む部屋で、一人デスクに向かっていた。

彼女は学園の秩序を象徴する存在だ。乱れのない制服、磨き上げられた眼鏡の奥に宿る鋭い知性。そして、何よりも曲がったことを許さない強固な正義感。

しかし、今の彼女の心には、拭いきれない違和感が澱のように溜まっていた。

「星野さん、どう考えてもおかしいわ……」

親友である星野葵の、ここ数日の変容。かつての凛とした空気は影を潜め、どこか常に何かに怯え、あるいは何かに期待しているような、落ち着きのない様子。そして、その視線の先に必ずと言っていいほど存在する、あの陰気な少年、桜井悠真。

「彼が何かをしたのは間違いない。……私が、彼女を救い出さなきゃ」

麗奈は手帳を閉じ、立ち上がった。その瞬間、背後のドアが音もなく開く。

「俺を呼んだか? 西園寺」

心臓が跳ねた。振り返ると、そこには探していたはずの男、悠真が立っていた。彼はいつものように猫背で、周囲の空気を重く沈ませるような雰囲気を纏っている。だが、その瞳だけが、異常なほど強く、冷たい光を放っていた。

「桜井くん……。ちょうどいいわ、あなたに聞きたいことがあったの」

麗奈は動揺を隠し、凛とした声を出す。彼女の武器は論理と正義だ。だが、彼女はまだ知らなかった。悠真が手に入れたレベル3の力が、その論理さえも無意味な「砂の城」に変えてしまうことを。 

  視線誘導アイ・トラップの檻

「星野さんに何をしたの? 彼女、最近様子がおかしいわ。もしあなたが卑劣な手段で彼女を脅しているなら、私は容赦しない」

麗奈は一歩、悠真に詰め寄る。その距離、わずか五十センチ。

悠真は逃げようともせず、ただ静かに麗奈の目を見つめ返した。

「……脅す? 違うな。俺と彼女は、もっと深い、魂のレベルで結ばれているんだ。お前には理解できないだろうがな」

「魂? 笑わせないで。そんなオカルトじみた……」

「オカルト、か。じゃあ、これはどう説明する?」

悠真が、スッと右手を上げた。人差し指が麗奈の眼鏡の、ちょうど眉間のあたりを指し示す。

「……っ、何よ」

麗奈は視線を逸らそうとした。しかし、できない。

悠真の指先から、目に見えない糸が伸びているかのように、彼女の視覚が固定される。これがレベル3の新スキル、**『視線誘導アイ・トラップ』**だ。

脳の視覚野を強制的にジャックし、術者の指先、あるいは瞳以外を認識できなくさせる技術。麗奈の視界から、生徒会室の机も、夕日も、壁の時計も消え去り、ただ悠真の指先と、その奥にある昏い瞳だけが宇宙のすべてとなった。

「脳を休めろ、麗奈。お前のその堅苦しい『正義』が、お前を苦しめているんだ。……お前が本当に探しているのは、糾弾すべき悪じゃない。ずっと昔に失くしてしまった、**『大切な記憶』**のはずだ」

「大切な……記憶……?」

麗奈の思考が、急速に濁っていく。理性の防壁が、悠真の声という振動によって、根底から崩れ始めた。

 記憶の偽造フェイク・メモリ

悠真は、固定された麗奈の視線の先で、ゆっくりと指を回し始めた。その動きに合わせて、彼女の意識の奥底にある「記憶の貯蔵庫」がこじ開けられる。


【レベル3:記憶の偽造】。対象の脳内に存在する『空白の領域』、あるいは『曖昧な幼少期の記憶』に、術者との偽りのエピソードを接合せよ。感情の昂ぶりと共に流し込まれた情報は、真実よりも強固な現実として定着する。


「思い出せ、麗奈。十年前の、あの雨の日だ」

悠真の声が、彼女の脳内に直接響く。

「公園の遊具の下で、泥だらけになって泣いていたお前を。……いじめっ子からお前を救い出し、汚れた手を握って『大丈夫だ』と言った、あの少年の顔を」

「あ……。誰か、が……私を……」

麗奈の脳内に、セピア色の情景が広がる。実際には存在しなかった過去。だが、悠真の言葉によって、その少年の顔に、今の悠真の面影が重なっていく。

「お前はあの時からずっと、その少年を探していた。その少年に再会し、すべてを捧げることを夢見ていた。……そうだろ?」

「そう……よ。私、あの時の、男の子を……ずっと……」

麗奈の頬を、一筋の涙が伝った。鉄の意志を誇った生徒会役員の顔が、恋に焦がれる幼い少女のそれに塗り替えられていく。

「さあ、よく見てみろ。お前の目の前にいるのは、誰だ?」

「さくらい……くん。……いいえ、悠真、くん」

麗奈の瞳から、理性の光が完全に消えた。代わりに宿ったのは、十年越しの再会を果たしたという、狂信的なまでの歓喜と愛着。

「ああ、やっと……やっと会えた……。ごめんなさい、私、あなただと気づかずに、あんな酷いことを……っ」

彼女は崩れ落ちるように悠真の足元に膝をついた。その姿に、もはや「正義」の欠片もない。

 崩壊する聖域

「気づくのが遅すぎたな、麗奈。お前は俺を疑い、俺を傷つけた。……その罪を、どうやって償うつもりだ?」

悠真は冷淡に言い放ち、膝をつく彼女の頭に手を置いた。麗奈は、まるで飼い主に褒められるのを待つ犬のように、自分から悠真の手のひらに頬を擦り寄せる。

「何でも……何でもするわ。あなたの望む通りに。……お願い、私を見捨てないで」

「なら、お前のその『正義』がどれだけ脆いか、俺に見せてみろ」

悠真は、彼女の制服の襟元に手をかけた。厳格に一番上まで留められたボタン。それを、一つずつゆっくりと外していく。

「あ、ぁ……」

麗奈は拒まない。それどころか、ボタンが外され、肌が夕闇に晒されるたびに、彼女の体は期待に震えていた。

「生徒会室のこのデスクで、お前がどれだけ淫らな本能を隠し持っていたか……。俺がすべて暴いてやる。……レベル3、追加暗示。『お前は、俺に辱められるたびに、失われた記憶がより鮮明に、より甘美に蘇る』」

悠真が彼女の眼鏡を外し、デスクの上に放り投げた。視界がぼやける中で、麗奈にとって唯一の指標は、悠真の指先の感触だけになる。

「……悠真、くん。……壊して。私の、嫌な記憶を全部……あなたの色で、上書きして……」

麗奈は、自らブラウスを肌蹴させた。その下にある、清楚な白い下着と、驚くほど豊満な双丘が露わになる。彼女は、自らの意思でデスクの上に横たわり、スカートの裾を捲り上げた。

「見て……。私、あなたに会いたくて……ずっと、ここが、熱かったの……」

彼女の指が、自らの秘部へと伸びる。かつては汚らわしいものとして排斥していたはずの性的な衝動が、今は悠真への「愛の証明」として、彼女を突き動かしていた。

悠真は、デスクの上で悶える麗奈を見下ろしながら、その全てを冷徹に観察していた。彼女の喘ぎ声が生徒会室に響き渡る。誰かが来れば、彼女の社会的地位は一瞬で終わる。だが、そのリスクすら、今の彼女にとっては最高のスパイスでしかなかった。

「いい声だ、麗奈。……その声で、もっと俺の名を呼べ」

「悠真くん……悠真くん、大好き……っ、あああぁっ!」

夕闇が深まる生徒会室で、学園の秩序は完全に崩壊した。一人の男の欲望のために、少女の過去と未来が、どろどろに溶かされ、再構築されていく。

  支配の拡大

数十分後。

麗奈は、乱れた衣服を整えながら、悠真の靴を愛おしそうに磨いていた。その瞳には、かつての鋭さはなく、ただ盲目的な忠誠心だけが宿っている。

「これからは、お前が生徒会を使って、俺の邪魔をする奴らを排除しろ。わかったな?」

「はい、悠真くん。あなたの望む通りに……。学園のすべてを、あなたに捧げます」


『暗示大成功』

対象:西園寺 麗奈(浸食率 75%)

獲得経験値:+350pt

レベルアップ:レベル4到達

新スキル獲得:『集団暗示マス・ヒプノシス』、『感覚の遠隔操作リモート・センス


悠真は、生徒会室を出て、夜の廊下を歩く。

足取りは軽い。レベル4。もはや一人一人を呼び出す必要さえない。

「集団暗示……。そろそろ、この学園全体を、俺のハーレムに変える準備を始めるか」

その時、悠真のスマホが震えた。

送り主は、バスケットボール部のエース、天宮玲奈。

『悠真さま、今夜……体育館の倉庫で、待っています。新しい「儀式」を、教えてください……』

悠真は口角を吊り上げた。

支配の連鎖は、止まることを知らない。

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