制・裁・完・了☆
「は?何アイツまさか偉そうに前歩かせといて逃げたってことかよ!?」
え、何ちょっとふざけないでほしいんだけど。
「死んだってことは…」
「ポリゴンが無いからそれはないのでは?」
…うーん。まあ、
「罠によってはポリゴンが残らないかもしれないね…」
……どちらにせよ殴りたいっっ!!!
「あれだけ好き放題しておいて一瞬で退場!?ふっざけんなあ!!!」
せめてものストレス発散に叫んでおく。……まあ、叫ぶとモンスターが寄ってくるんだけどね。
「ZACが居なくなったから一度戻るよ!帰還石を使用して!」
……もう!ギルマスに訴えてやるっ!!
「………」
「今ZACが泊まっていた宿に確認を取りますね。死に戻ったなら居る筈ですから」
ピシッと笑顔のまま固まってしまったギルマスの代わりに福マスが返事をした。後ろにいたジン君が副マスに詰め寄る。
「おい、俺も流石にあれが幹部なのはどうかと思うぞ…下ろせねぇのか?」
「…貴方方が断ったからあれが幹部になったんですよ?」
「ぐっ」
「下ろしたいのであれば貴方方のいずれかが幹部に立候補すれば良いのです。そうしたら私達は喜んでZACを幹部の座から引きずり下ろしますよ?」
「……もう第四席は空席にしておこうかな……」
ギルマス!回復してたんだね。
「……今連絡が来ました。ZACが今宿屋に死に戻りしたようです」
…今?
「死ぬまで時間が掛かる罠だったってこと?」
「詳しい事情を聞く為に呼び出しますね」
「ああ、うん……よろしく」
ギルマス……大丈夫?顔が死にそうだよ?
暫く待つとZACが部屋に姿を見せた。…心無しか元気がないような?というか目が死んで無い?
「よく来たね。さあ、座って」
「……ひぃっ!」
私と目があった瞬間ZACが悲鳴を上げた……え、なんで?
「え、ちょっと。今私のこと見て悲鳴上げなかった?」
「すみませんでしたすみませんでしたすみませんでした、反省していますので許してくださいお願いします」
えぇ……。
「……カノ君…何かしたのかな…?」
ギルマスが遠い目をしながら聞いてくる。
何もしてないよ!
「……話を聞きたいのに…五月蠅いですね」
おっとぉ、副マス辛辣!
「お、おい。どうしたんだ?」
ジン君はZACの横でおろおろしている。
「すみませんでしたすみませんでしたすみませんでしたすみませんでしたすみませんでしたすみませんでした」
「はあぁぁぁぁぁー……胃が痛い…おかしいな……ゲームなのに」
「……チッ。黙ってください、五月蠅いですね」
「お、おい、おーい、おーーい……」
「……混沌かな」
あと私、顔見て悲鳴あげられるの結構傷つくんだけど?
セン「んー?ZAC君?さぁ........どうしたんだろうね?」
あとZAC君は虫も苦手になったみたいです。何故でしょうね?(すっとぼけ)




