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色褪せた世界～プロローグみたいなお話～
ポトンと落としてみる。
超が付くほど不幸体質な武信正宗。日本だけでなく世界を牛耳る5家の一つ武信財閥跡取りである。
ルックスも勉強もスポーツも全てお手の物。ただ、一つ彼が誰よりも劣ってしまうのは不幸体質であること。何をやっても完璧の一歩手前で終わってしまう彼は自分の不幸を嘆いた。
だが、ある日出会った少女に己の身を救われ、彼は確信する。
ああ、この出会いは神様が与えてくれた俺への贈り物なのだ、と。
その日から色を失くした世界が鮮やかに彩られ始める！ だけど、彼女にはこの想いがなかなか伝わらない。でも、そこがいい！！
不幸体質な主人公が女の子に守られて始まる恋物語。
急に書きたくなりまして……。
