僕のワンルームマンションに近づく… …大型旅客機!
僕のマンションに近づく大型旅客機!
結末は?
少し怖くて、ビクッとする続編。
これにて完結です。
ある休日の夏の昼下がりー
僕は、ワンルームの床にねっ転がり眠ってしまっていた。頭をベランダ東側に向けて!
ふとっ、物音に気付き目が覚めた。
ゴォー!
このマンションに越してきて、この辺りでは初めて聞く音だ。
ゴォォォー!
近づいてくる。
上から聞こえる。
ゴォォォー、キィィィーン!
えっ…………飛行機!
まさか……どんどん近づいてくる!
僕は飛び起きて、ベランダを見た!
キィィィィィィーーーーーン、ゴォォォーーーーっ!
ガタガタガタガターーーーーッ!
ベランダの窓ガラスが激しく揺れた!
大型の旅客機がマンションの上空をスレスレに飛んでいる!
窓からは乗客が見えるほど近い!
呆気に取られ、首がもぎ取れる程反り返っていた。
やがて静寂が訪れ、その後はいつもの車や人々の音が戻っていった。
「あれって、いったい……?」
ふと、意識がハッキリした。
半分寝ぼけていたようだ、飛行機が通過したのは確かだが、そこまでマンションの近くを飛んでは無かったようだ!
ベランダから見える人々の光景は至って冷静で、普段と変わらない!
変わっているのは僕だけだ!
何故か、ベランダから宙に浮いている。
ドサッー!
やがて……鈍い音と共に意識が薄れた!
「寝ぼけてベランダで反り返ったのがいけなかった!」
………完
読んで頂き本当にありがとうございました。
次回はガチの怖い話し……かも!