わたしは、5歳の時に誘拐される。
___わたしは、5歳の時に誘拐されました。
貧しい、国で育ち! 兄弟姉妹も私を入れて8人もいたのです。
わたしは、下から3番目に産まれました。
お母さんは、お医者さんには行かず自分一人で子供を産むつもりでした。
お金がない! 家では皆、そうやって産まれてきます。
わたしも、その一人です。
もし? 無事に産まれてこれなくても、子供はたくさんいると。
そう! 思っていたに違いありません。
・・・だから、わたしが誘拐された時、、、。
___きっと、お父さんもお母さんもわたしが誘拐されてホッとして
いたのかもしれません。
・・・8人も、子供がいたら、、、?
とてもじゃないけど、育てていけないからです。
▽
___私の名前は、『バレッサ』今は、7歳になりました。
わたしを、探してくれる人は誰もいません。
・・・わたしは、誘拐された後、、、。
ある家に、わたしは売られたのです。
___そこでは、わたしはずっと家の事をすべてやります。
ご飯を作り、掃除をして、買い物に行き、洗濯をします。
家の事を全部します。
・・・わたしと同じぐらいの男の子がいますが、、、。
その子のお父さんお母さんは、わたしと話さないようにと言わ
れているので、ここに来て! 2年になりますが、その男の子
と話した事は一度もありません。
___わたしも、ここに来た時に、旦那様と奥様に強く言われました。
『___アンタは、私たちが“買ってあげたんだよ!” だから言う事
を聞かないと? この家から追い出すからね!』
『___お前の親は、お前を探したりしない! 面倒なんだろうな!
お前を育てていくお金もないんだろう! 黙って、この家で働いてい
ればいい! そうすれば、ここにずっと居られるんだぞ!』
『・・・・・・』
『___返事はどうしたんだい? 声が出せない訳じゃないだろう?』
【バチッ】
【痛ッ、い、】
『___ちゃんと! 声が出せるじゃないか!』
『___これからは、ここが! お前の居場所だよ!』
『・・・ははい、』
『___いい子だねぇ~ いい返事だよ!』
*
___わたしの部屋は、豚小屋です。
ブタと一緒に生活を共にします。
ご飯も、ブタたちと同じご飯を食べます。
ここの家族の人達と一緒にご飯を食べる事はありません。
わたしを、ここの人達は、、、?
召使や奴隷のように扱っていいモノなんだと思っているようです。
毎日、理不尽に旦那様や奥様に叩かれます。
泣いていると、余計に叩かれます。
わたしは、学校にも行かせてもらえず、、、。
ずっと、この家の事をしています。
___それに? この家の仕事で、一番辛い仕事は、、、?
【トイレ掃除】でした。
この国のほとんどが、何処も “ぽっとん便所” なのです。
みんなが排出した便を、わたしが取る仕事なのです。
臭いはきついし! 重度労で幼いわたしの腕はパンパンになります。
臭いも体から取れません。
わたしと同じ年の、子供たちからもわたしがそこを通るだけで
臭いがキツイので、嫌がらせやイジメられたりもします。
・・・それでも、誰もわたしを助けてくれる人はいません。
わたしは、ただただ耐える事しかないのです。
*
___でも! わたしには、夢がります。
『___いつか? わたしを助けてくれる “足長おじさん” がわたしを
ここから! 救い出してくれると信じているからです!』
・・・ここから! 早く出て! 家に帰りたい!!!
家族の元へ帰りたい!
・・・家に帰れたら?
わたしは、お父さんやお母さんにたくさん甘えたいです!
兄弟姉妹達とも、たくさん話したいです。
・・・でも?
わたしを、助けてくれる “足長おじさん” なんて! 本当にいるのでしょうか?
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___わたしが、10歳になると、、、?
わたしは、この家の旦那様と奥様にまた売られてしまいました。
次の家は、ココの家よりも少し裕福な家のようです。
・・・わたしは、いつになったら?
お家に帰る事ができるのでしょうか?
【___早く! お家に帰りたい!】
・・・たったそれが、わたしの唯一の願いなのです!!!
最後までお読みいただきありがとうございます。




