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わたしは、5歳の時に誘拐される。

作者: 七瀬
掲載日:2020/02/24





___わたしは、5歳の時に誘拐されました。

貧しい、国で育ち! 兄弟姉妹きょうだいも私を入れて8人もいたのです。

わたしは、下から3番目に産まれました。

お母さんは、お医者さんには行かず自分一人で子供を産むつもりでした。

お金がない! 家では皆、そうやって産まれてきます。

わたしも、その一人です。 


 もし? 無事に産まれてこれなくても、子供はたくさんいると。

そう! 思っていたに違いありません。




 ・・・だから、わたしが誘拐された時、、、。

___きっと、お父さんもお母さんもわたしが誘拐されてホッとして

いたのかもしれません。




・・・8人も、子供がいたら、、、?

とてもじゃないけど、育てていけないからです。








___私の名前は、『バレッサ』今は、7歳になりました。

わたしを、探してくれる人は誰もいません。




・・・わたしは、誘拐された後、、、。

ある家に、わたしは売られたのです。




___そこでは、わたしはずっと家の事をすべてやります。

ご飯を作り、掃除をして、買い物に行き、洗濯をします。

家の事を全部します。




・・・わたしと同じぐらいの男の子がいますが、、、。

その子のお父さんお母さんは、わたしと話さないようにと言わ

れているので、ここに来て! 2年になりますが、その男の子

と話した事は一度もありません。




___わたしも、ここに来た時に、旦那様と奥様に強く言われました。


『___アンタは、私たちが“買ってあげたんだよ!” だから言う事

を聞かないと? この家から追い出すからね!』

『___お前の親は、お前を探したりしない! 面倒なんだろうな!

お前を育てていくお金もないんだろう! 黙って、この家で働いてい

ればいい! そうすれば、ここにずっと居られるんだぞ!』

『・・・・・・』

『___返事はどうしたんだい? 声が出せない訳じゃないだろう?』


【バチッ】

【痛ッ、い、】


『___ちゃんと! 声が出せるじゃないか!』

『___これからは、ここが! お前の居場所だよ!』

『・・・ははい、』

『___いい子だねぇ~ いい返事だよ!』






___わたしの部屋は、豚小屋です。

ブタと一緒に生活を共にします。

 ご飯も、ブタたちと同じご飯を食べます。


ここの家族の人達と一緒にご飯を食べる事はありません。

 わたしを、ここの人達は、、、?

召使や奴隷のように扱っていいモノなんだと思っているようです。


 毎日、理不尽に旦那様や奥様に叩かれます。

泣いていると、余計に叩かれます。


 わたしは、学校にも行かせてもらえず、、、。

ずっと、この家の事をしています。



___それに? このうちの仕事で、一番辛い仕事は、、、?

【トイレ掃除】でした。




 この国のほとんどが、何処も “ぽっとん便所” なのです。

みんなが排出した便を、わたしが取る仕事なのです。


 臭いはきついし! 重度労で幼いわたしの腕はパンパンになります。

臭いも体から取れません。


 わたしと同じ年の、子供たちからもわたしがそこを通るだけで

臭いがキツイので、嫌がらせやイジメられたりもします。



・・・それでも、誰もわたしを助けてくれる人はいません。

わたしは、ただただ耐える事しかないのです。






___でも! わたしには、夢がります。


『___いつか? わたしを助けてくれる “足長おじさん” がわたしを

ここから! 救い出してくれると信じているからです!』



・・・ここから! 早く出て! 家に帰りたい!!!

家族の元へ帰りたい!




・・・家に帰れたら?

わたしは、お父さんやお母さんにたくさん甘えたいです!

兄弟姉妹きょうだい達とも、たくさん話したいです。




・・・でも?

わたしを、助けてくれる “足長おじさん” なんて! 本当にいるのでしょうか?








___わたしが、10歳になると、、、?

わたしは、この家の旦那様と奥様にまた売られてしまいました。



 次の家は、ココの家よりも少し裕福な家のようです。




・・・わたしは、いつになったら?

お家に帰る事ができるのでしょうか?



【___早く! お家に帰りたい!】



・・・たったそれが、わたしの唯一の願いなのです!!!





最後までお読みいただきありがとうございます。

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