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漫才部っ!!  作者: 育深
まんざいぶはぶしつをまもりたいそのいち
27/52

まんざいぶふくぶちょーとかわいいおんなのこであんじゃっし○ばりのねたにちょうせんしたかった

並み居る男子高校生の股間をそふとたっち……するようなことはせず、私は彼を追いかけたのだが中々追い付けない。

やっと追い付けたと思ったらもうすぐそこが改札。


顔を上げれば高い背丈とテンパ気味の長髪が目に入る。

緊張はするが、ここで声を掛けないなんて選択肢はない。


「……ねえ」


「……」


反応がない、おかしい。

私の予想だと二言目で新婚旅行の計画を立てていた筈だ。


「多々良くん?」


きゃっ、名前で呼んじゃった。


「……」


おかしい、息してるのか?


「あなた?」


きゃああああああ!はずかしい!


「……」


……


「多々良くん」


「……」


「ご主人様」


「……」


「先輩」


「……」


「貴方様」


「……」


「大統領」


「……」


「総統閣下」


「……」


「ジョニー」


「……」


「モーニング星男」


「……」


……


「ちょっと!

ねえ聞いてる!?」


「ふぇ?」


肩を叩いたらすぐに振り向いた。

イヤホン付けてたのか……


「さ、さっきはありがと……」


いざと話し掛けるとなると、やっぱり少し気恥ずかしい。

ついどもってしまったが大丈夫だろうか?

コミュ障の変な子だと思われてないだろうか……

彼の顔を伺うと、少し呆れているような印象を受けた。

恥ずかしい……

気分は少女漫画のヒロインである。


「あばばばばばば」


「へっ?」


な、なんだ?

私の王子様かららしからぬ台詞が……


戸惑いを隠しきれずにいると、北城はカチューシャで結われた髪を掻き上げてみせた。


「……どうした?いきなり話し掛けてきて」


「仕切り直されても……」


私の言葉を聞くと、彼は笑いかけてきた。

はっ!そうか、これは私の緊張を解す為に……?

なんて紳士なんだこの人は!

お嫁にいかなければ……


まあそういう話なら私が何か言うのも無粋。

本題に入ろう。


「だから、さっきはありがとって話……」


彼から返ってきた反応は、想像を絶するものだった。


「なんのこと言ってるか全然わかんねえなぁ」


そう言って去ろうとする北城に、私は一瞬呼吸を忘れてしまう









えっ、私とそんなに話したくないの?

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