表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/11

1話 俺って何のために生きているのか

俺って何のために生きているのか。

大人たちの作り出したエゴで、子供の人生なんて決められたくない。

俺がそうなのかどうかってのは伏せたいのだが、

ここで言うのはタブーかもしれないが、

例えば部落差別というつまらないエゴがある。

少なくとも俺はそのことをつまらないエゴと位置付け、こう表現したい。

道徳でも触れたことはあるが、歴史的に見ても被差別身分は江戸時代まで存在していたが、

明治以降にはなくなったという。

それでも未だに差別をし続ける人の神経が狂ってると思うんだ。

小学校の頃、執拗にいじめられ続けた俺は、あの時のことを思い出した。

ここで問題を起こしたら、またからかわれるかもしれない。

しかし、そんな周囲の情況などは自分の生き方に全く関係ないことだ。

俺は授業中立ち上がり、先生の顔を思いっきりぶん殴った。


なんで被差別部落の問題挙げてこれこれこういう恥ずかしくない大人になりましょうねって。

俺のいじめの問題を丸投げにされた小学時代、

それを引きずるかのように中学時代も生き辛かった。

悪いのはいじめられたり、差別を受けられたりする人ではない。

陰湿陰険なこの地域の人間性に問題があることを俺は指摘した。

まぁ、あの殴った時はお前ら頭おかしいんだよってめちゃめちゃ大声で怒鳴ったけどな。

俺のパニック障害を疑うのは勝手だ。

俺はただ怒りと憎しみを隠せなかったんだ。

この10年近く、溜まりに溜まったうっぷんを晴らしてやった。

反省するなら、俺の問題に気付けなかったクソ教員どもの方だ。

俺は全く知らない立場だ。

大人と違ってパーフェクトな理論や知識もあったもんじゃない。

すべて経験が物語っている。

しかし、多くの教員は知識で片付けようとする。

俺の心の病気まで疑われたわ。

絶対彼らが間違っているんだ。

誰か証明してくれ。


医者だって教師と同じだ。

本当に優秀なのは知識で固められたエリート人間ではない。

相手の立場を無視して自分の能力をいかんなく発揮できればそれで世の中は成り立つわけねーじゃん。

ほう、知識を詰め込んでから物言えと。

狂ってる、狂ってるぞ、なんだよこの世界・・・。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ