表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

破棄系

セバスチャンに転生しますた

作者: アロエ




首がカクンと落ち、ハッと目を開けば昼下がりののどかな日差しが差し込む。見慣れない一室に俺はいた。



……いや、違う。俺はここを、この光景を知っている。



そうだ。ここは妹に手伝わされたゲームで見た……。お助けキャラ兼、癒し系キャラのセバスチャン(爺や)の部屋ではないか!!


僅かに背の曲がった、老紳士。好きでもないグラフィックの美男美女だらけの中で、どこか親近感を感じさせるおとぼけフェイスと温かな眼差しを持つおじいちゃんキャラは、嫌々ゲームをやらされる羽目になった俺にとって唯一癒される存在であった。


例えるなら、なんだ。マスコットキャラ的なそんな感じだ。



妹曰く学校の先生に似ているらしく、もっとカッコイイキャラなら良かったのに、だそうだがそれこそ何を言うかというものだ。


ちょっとハゲかかった髪と鼻の下の毛先がくるんとした髭、いいじゃないか!これこそ執事!って感じでだな……。と、そんな話をしている場合じゃないな今は。



この部屋にいると気付いた時点で予想はついていたが、そっと自分の両手を目の前へと持っていく。思った通り、その手は俺の本来の年のものより皺がやけに多く節くれだって見えた。



とても男子高校生の手には見えまい。続いて鼻の下、頭に触れ事実を知り、最後に自身が着る服を眺め、俺は長く長く息を吐き出した。






やっぱり、俺、セバスチャン(癒し系)になってる!!!!!!!!!!







このあとお嬢様を悪役から救うために奔走するのかそれとも両親に見向きもされない寂しい彼女を爺孫でこねくり回す勢いで溺愛するのか。まだでだしを考えついたままで止まってます。続き…書きたいなぁ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ