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プロローグ

練習作です。

お目汚しでごめんなさい。

果たして、お目汚しで終わらないよう成長できるでしょうか?心配です。

それでは、はじめの目標は速く書くこと。毎日更新です。500~1500文字位更新が続くかと思います。頑張って文字数も増やすぞー。

でも、まずは三日坊主にならないことからですかね。

プロローグ

O


「なんで……、なんでこんなことになるんですかぁぁーーー!!」


 魔物の大群たいぐん見下みおろせる丘の上に少年と少女が立っていた。

 平原を埋め尽くす魔物の群れはここからでは黒い大きな塊にしか見えない、その黒い塊が進む様は、まるで一匹の生き物の様に感じられた。


「しょうがないのですぅ♪これもしくめい(・・・・)ですぅ♥」

「あなたの宿命・・に僕を巻き込まないで下さいますか!!」

「いぇいぇ♪これはぁ、ふたりのしくめい(・・・・)なのですぅ♪」

「何故です!僕は……、僕は最弱の魔法しか使えないんですよ!?」

「……それは違いますよぉ。二人でなら最強なんです。一人一人は最弱でも、二人では最強なんですぅ!!

 だから……。」


 こうしている間にも魔物の大群による地響きは近づいて来る。

 二人の後方わずか数キロには守るべき故郷があり、最愛の家族が住んでいる。

 どのみちここで逃げ帰るという手は無い。


 だから……


「……だから、いっしょにきてほしぃな。いつもみたぃに」


 だから、少年が戦う理由は少女の上目使いでは無く。うっすら赤く染まったっぺでも、うるうると涙がにじんだ瞳でも、ハナミズ混じりの息遣いでも無い。

 そのはずだった。


 いつもの通りいさましくて情けない、可愛らしくて頼りない少女の様子に少年はいつの間にか落ち着きを取り戻していた。


 いつもの相方がいつも通りに頼りなくて


 だから


 少年はいつも通りため息をひとつついた。


 そして


 いつも通りに


 一言。


「それでは、作戦を伝えます」

お読み下さりありがとうございました。


次が続くよう祈っている作者です。

ちなみにただいまのストックぜろー。

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