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流転の國 vol.8 〜桜色の都の救世主〜  作者: 川口冬至夜


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第56話 淫靡な女

『流転の國の休日』三日目。

シロマとクラヴィスがセックスしてるだけの生々しい話。

ですが、途中の回想シーンの方が長いかも…。


内容が内容なので苦手な方はご注意下さい。

「シロマ…!」

「クラヴィス…!」

熱い眼差しを交わした後、強く抱き合う二人。

ここはシロマの部屋。

流転の國の休日三日目である。

「やっと落ち着きましたね、シロマ」

「はい。ずっと貴方とこうしたかった…!」

シロマとクラヴィスは『元いた世界』でともに冒険者として活動していた仲間であり戦友である。

そして、流転の國で再会して始めて、互いを想っていたことに気付き、シロマは修道女の資格を手放して彼と結ばれ、マヤリィ公認の恋人同士になった。

「久しぶりだと、なんだか気恥ずかしいですね…」

「もう、クラヴィスったら…」

今も基本的に丁寧語で話す二人は互いを一途に想っている…はずだが。

(そういえば私、この間ルーリ様に『魅惑』をかけられたのだったわ…。どうしよう…これはクラヴィスに打ち明けるべき…?)

ルーリの髪が短くなったことに驚き、玉座の間を出た所でうっかり呼び止めてしまったあの日、シロマは彼女に抱かれた。美しき夢魔の誘いを断ることなんて出来なかった。

「ルーリ様…私、今も丸坊主なんです…」

『夢魔変化』したルーリに全部脱がされたシロマは裸を見られるのと同じくらい坊主頭を見られるのが恥ずかしかった。しかし、そんなシロマの頭をルーリは優しく撫でる。

「可愛いよ、シロマ。今朝も綺麗に剃ってきたんだね」

今や朝の剃髪はシロマのルーティンとなっている。

「ねぇ、髪の毛を剃るってどんな感じ?気持ちいいの?」

「えっと…バリカンで刈るのは気持ちいいですが、剃刀を使うとなると、いまだに緊張します。下手をして頭皮を切るのは嫌ですので」

「そっか…。ツルツル頭を維持するのも大変だね…」

「っ……」

突然ルーリがシロマの頭を舐める。素っ裸の頭に舌を這わせ、やがて身体を愛撫する。

「シロマ、胸が大きくなったね。アソコも…感度が高くなってるかな」

「んっ…ルーリ様……」

乳首にキスをされ、秘部をまさぐられ、シロマの身体から愛液があふれる。

「ルーリ様……私…アソコ……」

「今更そんな顔しなくたって、最初から気付いてるよ。シロマ、お人形さんみたいだね」

「〜〜〜!!!」

シロマは真っ赤になる。

以前クラヴィスと一緒にお風呂に入った時、珍しく彼がシロマに悪戯したのだ。

『上も下もツルツルにしましょうか?』と言って…。

「それ以来、私は陰毛を全剃りするようになったんです…。彼、その方が昂るみたいだから…」

シロマは彼とのセックス事情まで教えてくれた。

それを聞いたルーリは、

「確かに、アソコ丸出しっていうのもいいよね…。シロマちゃん、随分とエロくなっちゃって。ヤり甲斐があるよ」

シロマの股を大きく開き、舌で弄び始めた。

「挿入もしやすくなったんじゃない?」

「ルーリ様ぁ…恥ずかしいです……」

その言葉に構わず、ルーリは自分の身体をシロマの身体に重ね合わせた。

「私の身体も触ってくれ。出来たら…アソコをくっつけたいな…」

「ルーリ様…!」

シロマがそっとルーリの蜜壺に触れると、既に愛液で満たされていた。

そして、二人は大切な所を重ねるように抱き合う。

「ルーリ様の身体…柔らかいです…」

「ああ。男とヤるのとは大違いだろう?」

「そ、そうですね……」

シロマはルーリの豊かな胸に顔をうずめ、美しい乳首に舌を這わせた。

「んっ…いい感じ…」

改めて見ると、ルーリは本当に美しい。

(今、私は絶世の美女とセックスしているのね…!)

いつしかシロマは恥ずかしさも忘れてルーリと肌を重ねる悦びに浸っていた。

「ルーリ様の身体…今だけは私の物です」

流転の國に顕現してからも長い間ずっと純潔を守ってきたシロマだが、いざ処女を捨ててみたら、思いがけずエロい女になってしまった。

因みに、クラヴィスとセックスする時は彼女が攻めである。

「最高だね…シロマ……」

蕩けそうな瞳で夢魔が微笑む。

「はい…ルーリ様……」

蠱惑的な美しさに魅了されるシロマ。

その後のことはあまり覚えていない。

気付いたらいつものルーリに戻っていて、自分もきちんと服を着せられていたから。

(この間そんなことがあったなんて、言えるわけない…!)

シロマさん、おもいっきり回想してましたね。

「クラヴィス…気持ちいいですか?」

「は、はい…。堪らないです…」

クラヴィスの服を脱がすなり、男根を咥えたシロマは余裕の表情で彼を愛撫する。

「シロマ…そろそろ入れてもいいですか…?」

「はい。いつでもどうぞ。ツルツルにしていると、入り口が分かりやすくていいでしょう?」

「は、はい……」

最初にソコを剃ったのは調子に乗った自分だが、その後もシロマが剃毛を続けているとは思わなかった。

「さぁ、私の中に入ってきて下さい。…クラヴィス、貴方をもっと感じたいんです」

甘えるような声でそう言われ、クラヴィスは頷く。

(シロマってこんなに大胆だったっけ?)

と思いつつ、クラヴィスはその立派なペニスをシロマの中に挿入するのだった。

「ああ、気持ちいい…」

「私もです、シロマ…!」

「もっと激しくして下さい、クラヴィス…!」

その後、69を求められたり、××を舐めて欲しいと言われたり、過激なプレイを要求する恋人に翻弄され続けるクラヴィス。だが、そんな彼女も愛おしい。

「シロマ…大好きです…!」

二人は何度もキスを交わしながら、久々のセックスを愉しんだ。


そして次の日の朝、シロマの剃髪を行ったのがクラヴィスであることは言うまでもない。

ルーリが夢魔である自分を厭わしく思っている今現在、流転の國で最も性に奔放なのはシロマではないかという説…。

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