僕の彼女は、律儀な人情ある女性に間違いない!
僕の彼女は普通ではない!
僕より彼女は、”人情に厚く男らしい!”
僕は彼女の為に、只管彼女を支え”誰よりも一番、僕が彼女の味方だ!”
完全に、”男女が逆転しているカップル。”
彼女はバリバリ仕事が出来る、キャリアウーマン!
僕は料理や掃除、洗濯など家の事が好きだ。
だから僕達カップルは、、、?
”彼女が仕事をして稼いできて、僕は家で主夫をしている。”
彼女の為に朝早く起きて、手作り弁当を作る。
朝食は昨日の晩から仕込んでいた、ヘルシーな食事。
彼女は会社では、とてもいい上司!
皆から慕われるそんな女性らしい。
たまに夜遅く、お酒を飲んだ後! 会社の子達を家に連れて帰って来る。
僕は簡単な挨拶をして、みんなに冷蔵庫にある食材でチャチャと料理を
作りお酒のつまみを食べてもらう。
みんな凄くいい子達で、”これ! 凄く美味しいですね! 今度、作り方
教えてください!” とか言われると嬉しくなるんだ。
でも? 彼女は既にベロンベロンにお酒に酔っていて、僕は彼女を抱えて
寝室のベットに寝かせるんだよ。
『“でもいいんですか? 相野さん、いつもあんな感じでベロンベロンに
酔って寝てるのに、私達が勝手に家に上がり込んで、こんな美味しい
料理まで作ってもらって、、、!”』
『いいのいいの! 愛希ちゃんいつもあんな感じだし! それに僕も
愛希ちゃんが可愛がってる子達が家に遊びに来てくれるのは嬉しんだよ。』
『“凄くステキな彼氏さんなんですね!”』
『・・・でも? 愛希さんとはまだ結婚しないんですか?』
『愛希ちゃんがまだ結婚はイイみたいだから、仕事の方が大事なんだろうね。』
『こんなに素敵な彼氏、他に居ませんよ! ウチの会社の男性社員なんて、
本当にどうしようもない奴ばかりですよ。』
『・・・そ、そうなの?』
『そうなんですよ~ワタシも金田さんみたいな彼氏欲しいな~』
『えぇ!?』
『俺も男だけど? 金田さんみたいな彼氏欲しいよ!』
『“それを言うなら? 彼女でしょ!”』
『そっか!』
『まあまあ、愛希ちゃんの代わりに僕が飲むから! 今日はみんな、
泊って行くといいよ。』
『えぇ!? イイんですか?』
『“だって! もう電車ないし、それに明日は皆休みなんだし、
ゆっくり家に帰るといいよ。”』
『そうですね、ありがとうございます。』
『じゃあ、まだまだ飲もうかー!』
【はい!】
彼女のおかげで、僕も彼女が大事にしている職場の子達と仲良くなった。
たまに、彼女なしで”恋愛相談に乗る事もある!”
この事は、彼女には内緒にしているけどね。
僕に相談してきた子は? 職場の男の子と無事に付き合えたらしいよ。
またお祝いしないとな~
美味しい料理用意して、みんなを家に招こう!
彼女がこんなに素敵だから、僕がよく見えるだけ。
”僕にとってキミは、最高の彼女なんだよ。”
最後まで読んでいただいてありがとうございます。