表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
8/25

幕間 青葉平華

読まなくても問題ない。けど読むと本編がもっと楽しめる。そんな幕間がちょこちょこ入ります。セリフメインで書きますのでさらっと読んでみてください。

幕間 青葉平華


 

 夕暮れの川沿いを二人の制服が並んで歩いている。

 

 「まさか平華(へいけ)がほんとに参音に行くとはね」

 「だいちゃんにへいけって呼ばれなくなるのが寂しいよ」

 「──平華(ひょうが)はさ、どうしてそんなにアーチェリーにこだわるん?」


 青葉平華は足を止めて、それに答えた。


 「弓、かっこいいじゃん」

 

 二人の間を風と自転車が抜けていく。


 「・・・えーと、志望理由それだけ?」

 「うん。俺はアーチェリーがしたいから参音に行くんだよ」

 「あっはは。ほんとお前は平華(へいけ)だな」


 二人は再び歩き始めた。


 「いや、なんだよそれ」

 「小学生の時は水泳、体操。それからサッカー。中学ではテニス。やりたいことをやる。平華(へいけ)らしいよ」

 「ま、どれも平凡な成績だけどな」

 「サッカーは決勝まで行ったんでしょ?」

 「・・・区大会な。しかも途中で交代したよ」

 「でもテニス部で四番手で──」

 「団体メンバーの補欠な。一回も団体戦出てないよ!」

 「アーチェリーはどうなるか楽しみだわ」

 「そうだな~。俺の隠された才能が開花するかもな」

 「ニュースになるの楽しみにしてるわ」

 「だいちゃんは高校でもテニスやんの?」

 「俺は野球でもやろうかな」

 「お前もたいがいだな」

 

 彼らは信号機で分かれるまで笑いあっていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ