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Image２ お気に入りの街の見つけ方
「好きなものがわからない」
たまに そんなひとに 出会う
「好きなことがわからない」
だから 何をしたいかがわからないと
そのひとたちは いう
「この 場所が 好き」
「この 味が 好き」
「この 雰囲気が 好き」
「この 髪が 好き」
「この 香りが 好き」
「この 映画が 好き」
「この 作家が 好き」
「この アニメが 好き」
「この 本が 好き」
「この ひとの 話し方が 好き」
「この ひとの 笑い方が 好き」
「この ひとの 食べ方が 好き」
「この ひとが 好き」
「この ひとと 話している わたしが 好き」
ほら ひとつずつ 順番に
考えていけば 出てこない？
お気に入りを 見つけていくことが
お気に入りの 街 を見つけるコツ
お気に入りの街を 見つけるのは
ちょっとやそっとの修行じゃ ムリ
なんてったって 一生 そこで
暮らすかもしれないんだもの
「あそこだ！」
という直感力を研ぎ澄ますために
今日も お気に入りのものさがしに励む
