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第三話 悲しみと偽り
今回も読んでくれてありがとうございます!!
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あれから、3か月と少しばかりの時が立った。
皆は、立ち直れている…という様子はなかったが少しずつ日常に戻りつつあった。
メイドたちは、洗濯板に涙をこぼし。
執事は、彼女の遺品に涙を流し。
父は、母の肖像画の前で歯を食いしばった。
その後でも、僕の前では皆作り笑いをした。
母との、大切な子だから…。
僕は、それが苦しくてとても見てられない。
みんなに、泣いてほしい。
僕なんかに構わずに。
直に、立ち直るのは、無理だろうけど、我慢しているほうがよっぽど苦しいのに。
僕は、窓からのぞく夕陽を見つめる。
どこか寂しそうな夕陽は、まるで母の魂の様だ。
僕は、無力だ。
これからも応援よろしくお願いします。
いい作品が書けるように頑張ります!!!