第一話 黒い笑み
今回も読んでくれてありがとうございます!!
皆さんの応援のおかげで私は作品が書けます。
「先生、どう?似合ってるかな。」
僕は、ニッコリとほほ笑む。
「そっそんな、女の子みたいなことをまた言って…。」
先生は、赤面する。
やはり、先生を揶揄うのは良くないらしい…。
「兄上、似合ってるよ。」
茶髪に緑色の瞳をしたこの幼児は僕の弟のアルベルトだ。
年齢は、5歳だが剣術の才能に恵まれていて5歳になってすぐに王位継承権を放棄した変わり者と噂されている。
だが、実はとても正義感が強くて「剣の振れない兄上のために聖騎士になる。」と意気込んでいる。
まぁ、この一家だから当たり前のように美形なのだが…。
筋肉ゴリゴリというよりは美少年美筋肉と言う感じだ。
「アル。いい子にしてるんだぞ。」
「兄上…。僕はそんなに子供じゃないですよ。」
「5歳なんだから子供だろ?」
僕は、微笑む。
「どっちも、子供ですよ…?」
と、先生が呆れたよう呟く。
「先生!!」
「なっ、なんですか?」
「僕、学園から帰って来たら絶対に先生に返すから、今までのお礼を。」
「かっかっ返すって…私なにもそんな趣味ありませんからね!!」
今までの鬱憤をだよ…先生。
僕は、心の中で黒い笑みを浮かべながら馬車に乗った。
これからも応援よろしくお願いします。




