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時計

作者: 湊崎直也

時間が流れれば

だんだん古くなっていく

ということを彼もしっているのか


だが彼は

死ぬまでに

一回も休まずに

動く


時間が流れれば

自分は古くなって

死ぬはずなのに


止まらない自分の体が

みずからどんなに

苦しくて

恨めしいだろうか


ㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡㅡ

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― 新着の感想 ―
[一言] 読みました。内容、すごく良いと思います。ですが詩なので一行改行すると読み易いかも?です。 例えば 時間が流れれば だんだん古くなっていく ということを彼も知っているのか という感じに。…
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