過去に飛ばされ1
婀弥と蕾芽が2人で出掛けている
蕾芽:寒いなー、車で行けばよかったのに
婀弥:雪の日は乗りたくないもん
ここで、突然1人の少年が現れた。人が倒れてると言い、婀弥と蕾芽をそこへ連れていく
そして、曲がり角を曲がると
蕾芽:うわっ
婀弥:あーっ
2人は謎の光に飛び込んだ。気がつくと
蕾芽:あっ、なんだ?ここは
婀弥:ここって、沙麻李亜だよね?
さっきまで地元 金多桜にいたのに、なぜか沙麻李亜へ来ていた
婀弥:えー、何で?
蕾芽:でも何だか周りがおかしいぞ?ここ来たことあるけど、そこの店やってたっけ?
婀弥:本当だ、つぶれてたはずだけど
蕾芽:いいや、とりあえず家 帰ろうぜ
婀弥:こっから金多桜なんて無理、車じゃないと帰れないよ
蕾芽:ちっ、じゃあ お母さんに
電話を取りだし、画面を見ると
蕾芽:あれ?見て日にちがバグってる
婀弥:あ?2015年って?ライ、ふざけてる場合じゃねーぞ、日付もおかしいし、自分で設定したんだろ?
蕾芽:してないよそんなこと。それに、デジタルは時間を変えても自動で戻るし
婀弥:そう?
婀弥も自分の電話を取りだし、画面を見た
蕾芽:おい、うそだろ?
婀弥:私のも2015年だ
2人は しばらく黙った
蕾芽:まさか、過去なんてことはないよね?
婀弥:アホなこと言うな、タイムスリップなんてあり得ないよ
蕾芽:けど なんだか昔っぽいし
婀弥:んー、どうする?せっかく沙麻李亜に来たから お祖父ちゃんお祖母ちゃんの家 行く?
祖父祖母の家へ行くことにした。しばらく歩き、家の前に来た
蕾芽:なぁ、少し家キレイじゃない?
婀弥:少しね
2人が家の前に立ちっぱなしでいると、1人の女子高生が来た。ここの家に何か用かと聞かれた
婀弥:あの、すみませんが、ここって内木牙獅の家でしょうか?
聞いてみると、はい と言った。そして女子高生は ここの娘であるという。名を、小雪と言った
小雪:ここは内木の家ですが、ご用でしょうか?
蕾芽:えーっ、こ、小雪さん?
小雪:はい、あの、どこかでお会いしましたっけ?
婀弥:あの、変なこと聞きますけど、今って西暦2042年ですよね?
小雪:いやー、今は2015年ですよ?
蕾芽:な、なんてことだ
家の中から小雪の母が出てきた
莉詁:あら、小雪のお友達?
婀弥:うわっ、あぁ、ライ、もしかして
蕾芽:あぁ、莉詁祖母ちゃん?
莉詁:は?
小雪:母さん、この人たち来てからずっとこうなのよ?
蕾芽:いや、あの、オレたちはべつに変なこと言ってるんじゃなくて
さっきの出来事を話した
莉詁:じゃあ、その光に飛び込んで、気づいたらここに来てたの?
婀弥:はい
小雪:んー。でも、お2人が透希の子供さん。てことは、私の姪と甥?
莉詁:私から見れば孫。証明できる物はあるの?
婀弥:私の目を見てください。ほら、私の父に、透希にそっくりでしょ?
莉詁:確かに
蕾芽:あっ、あと、オレの携帯の電話帳 見てください
莉詁:あれ?紅麻、容伽や、小雪のも、私と父さんのもある
小雪:本当だ、番号も同じだ
蕾芽:信じてください、オレたち本当に、いわゆる未来から来た、あなたたちの家族なんです
婀弥:本当に、うそじゃないんです
涙を流す2人に
莉詁:そうか、よく来たね、過去へ
婀弥:お祖母ちゃん
小雪:ゆっくりしてって
蕾芽:小雪さん
婀弥と蕾芽が家族だと信じた。夜になり、紅麻、そして牙獅が帰宅した
紅麻:そうか、2042年ねー
牙獅:オレを知ってるということは、その時代でも、まだオレは生きてるんだな
婀弥:そうだよ、みんな元気なんだから
蕾芽:そういえば お父さんは?透希さんは?
小雪:透希は、叉路芽で容伽兄ちゃんと、その彼女さんと一緒に住んでるよ
婀弥:あーっ、容伽さんに会いたい、叉路芽ってどこ?
蕾芽:落ち着け
紅麻:オレが明日 連れていってあげるよ
莉詁:今日はここで寝ていきなさい
蕾芽:え、本当?
莉詁:他に行くとこないんでしょ?あんたら私の孫なら、私の言う通りにしな
婀弥:うふ、はい
蕾芽:莉詁祖母ちゃんは、昔から変わらないんだな
明日は叉路芽。父に会いに行く




