蕾芽の逆転
釵惠:蕾芽ー、あれやって、これやって、それじゃなくて、それヨ、ノートのこと言うヨ?
蕾芽:すみません
こんな日々が毎日 続いている
蕾芽:(もうイヤだ、許してよ)
釵惠:あんたは私の奴隷なの。あんたに言葉はいらないし、拒否権もない、ただ私に服従するの。できないなら、婀弥ネェちゃん
婀弥が蕾芽に目隠しをする
蕾芽:うわっ、婀弥ちゃんっ
そして婀弥が釵惠にハンガーを渡し
釵惠:折檻アル
バチッ、パシンッ、ビチッ
蕾芽:あぁーっ、やめてっ、痛いっ
釵惠:あんたの望みを叶えてやってんでしょ?このM野郎
蕾芽:ぐすっ、うぅ
蕾芽は目を閉じて、仕返しをしたいと強く思った。目を開けると
蕾芽:あれ、ここはどこだ?
どこか知らない場所へ来ていた
蕾芽:ん?ネェちゃんたちだ、何してんだ?
遠くにいる姉2人。そこに なぜか魔女みたいな女が3人いる。蕾芽はそこに近づいた
蕾芽:ん?何をしてるんだ?
姉らは、蕾芽をいじめた罪で魔女たちに縛られていた。
蕾芽:ははっ、捕まってる
そして丸太の木に縛りつけられ、罪人に放火した
釵惠:うわーっ、熱い、熱いアルっ
婀弥:ぐあっ、あーっ、助けてー
釵惠:蕾芽ーっ、蕾芽ごめんなさい、私、蕾芽にひどいことを
婀弥:蕾芽ーっ、許してよーっ、あぁーっ
蕾芽はただ見ていた
蕾芽:・・・
白く冷酷な目で、自業自得だと思いながら見ていた。悲しみの感情は全くなかった。
婀弥:・・・
釵惠:・・・
姉たちは、悲鳴をあげながら火の中で ぐったり眠った。姿、体はそのままのきれいな状態であった。
蕾芽:・・・
蕾芽が姉たちに背を向け、歩いて行く。後ろを振り返ると、動かぬ姉らの姿がある。蕾芽は目を閉じて思った
蕾芽:(これで、オレは自由なんだ)
目を開けると
蕾芽:あ、何だ夢か
悪い夢を見てしまった。部屋から出た
蕾芽:あっ、婀弥
婀弥:どうした?
蕾芽:いや
さっき見た夢を思い出してしまう。次は釵惠が来た
蕾芽:あっ
釵惠:なに?
蕾芽:い、いや。あの
釵惠:ん?
蕾芽:もう、ノートのこと忘れてくれない?それを利用してオレにいじわるするのやめて
釵惠:イヤと言ったら?
蕾芽は釵惠に背を向け、しゃがみこんだ
蕾芽:イヤ、イヤだもん
釵惠:ちょっと何?
見た夢を思い出している。婀弥と釵惠が火で苦しんでいるシーンが頭に浮かんでいる
蕾芽:ぐすっ、うう、あぁん
釵惠:ねー、泣かないでヨ。私そんなつもりじゃ
蕾芽は涙を止めれず、話せない状態だ
釵惠:ごめんね、ライ。おネェちゃんが悪かったアル、蕾芽に優しくするから、泣かないで
蕾芽が釵惠の腕にしがみつく
蕾芽:うぅ、ぐすっ、ずずっ
釵惠:ごめんごめん、つらい思いさせて本当に悪かったアル。
蕾芽:ぐすっ、はぁ
釵惠が蕾芽の頭をなでながら言った
釵惠:私、蕾芽を傷つけたな。今度は蕾芽が私に傷をつけて。心でも、体でもいいから
蕾芽は言った
蕾芽:イヤだよ、誰がネェちゃんに傷なんかつけるかよ。オレは、ネェちゃんに痛い思いをして欲しくない、傷なんてつけたくない。まぁ、いつも通り普通でいてよ
その後 蕾芽は、さっき見た夢を話した。




