KOYUKIが日本へ
金曜日。小雪が日本へ来ている
小雪:蕾芽、高校生になった?
蕾芽:なったよ
小雪:釵惠は2年か
釵惠:そうヨ
小雪:いいね、楽しいでしょ?
蕾芽:べつに楽しいとは思わないけどね
小雪:まぁ在学中はそうか。でも卒業すると楽しかったなーって思うよ
蕾芽:へー
釵惠:そんなものかね
小雪:婀弥はいつ帰ってくるの?
釵惠:夜8時 過ぎ。今日バイトだから
夜
小雪:おいしい、久々の和食
雪蘭:そう言ってもらえると思って、義姉さんのために和食にしたんですよ
小雪:本当に?よくできた義妹だ
婀弥が帰ってきた
小雪:おかえり
婀弥:おいっす
小雪:ただいまって言いなさいよ
婀弥:えーっ、ただいま
夜ご飯の後
蕾芽:釵惠ちゃん、通信対戦しようぜ
釵惠:おう
携帯のゲームで通信対戦をすることに
釵惠:このっ、早くくたばれ
蕾芽:なにーっ?負けるのは あんただ
釵惠:死ねコラ
蕾芽:あーっ、やられるーっ
釵惠:はい、勝った
蕾芽:ちっ、バカ野郎
釵惠:ザコは相手にならんな
蕾芽:黙れブス、オレはゲームより本当に戦った方が勝てるんだよ
釵惠:てめぇ、私のことブスって言った?
蕾芽:あぁ、言ったけど?冗談で
釵惠:冗談でもやめて
小雪:そうだよ蕾芽、女の子にブスって言っちゃダメ
蕾芽:はい
小雪:よいせーっと
小雪が立ち上がった
蕾芽:何その掛け声、そう言わんと立ち上がれないの?
小雪:そうよ、オバサンになるとこうなっちゃうの
蕾芽:見た目 若いのに、年いってるからギャップがすげー
小雪:若くないでしょ、私46歳になるんだよ?熟女だぞ?
蕾芽:関係ないよ、もうオレの姉って言っても通用するくらいだよ
小雪:マジでー?お上手ね、誰に似た?
蕾芽:誰だろう、お父さんでもお母さんでもないような
父が帰宅
透希:おう、お姉
小雪:おじゃましてるわー
透希:何で1人で来た?
小雪:1人旅みたいな感じで
透希:それならいいけど
小雪:もう、蕾芽が すごい私をほめてくれるのよ
透希:物好きだから
小雪:はぁ?何て?
透希:いやいや、べつに
雪蘭:はい、ご飯
小雪:あっ、これから夜ご飯か
透希:そうだよ
蕾芽:小雪さん
小雪:ん?
蕾芽がトランプを持って来た。だが、蕾芽は恥ずかしそうにトランプを釵惠に渡した
蕾芽:はい、ネェちゃん
釵惠:何で釵惠ネェちゃんに渡すの?小雪さんとやるんでしょ?
小雪:何、私とトランプするの?
蕾芽:うん
釵惠:じゃあ2人でどうぞ
小雪:釵惠はやらないのか
釵惠は、蕾芽に気をつかったのか、小雪と2人にさせた
蕾芽:じゃあオレが配るねー
自分、小雪、自分、小雪の順番でカードを配る。最初はババ抜き
蕾芽:負けないぞ
小雪:私だって負けないわよー
蕾芽:負かせてやる
小雪:なにっ?
蕾芽:いやいや。じゃあオレが負けたら、オレのこと蹴っていいよ
小雪:そんなことできるわけないでしょ
カードが残り少なくなってきた
蕾芽:どれかなー?これだ。はっ
小雪:ふふふ
蕾芽:よし、オレが負けるチャンスが来た
小雪:負けても蹴らないからね?あれ、どれがジョーカーじゃないか
蕾芽:オバサン、早く
小雪:待っとき、ほい。え、何でよ
蕾芽:へっ
次で勝負が決まる
蕾芽:じゃあこっちにしよう
小雪:オー、マーイ
蕾芽の勝ち
蕾芽:勝っちまったよ、じゃあ次は大富豪にしましょう
蕾芽がカードを配っているが、小雪の方には手裏剣を投げるように配っている
小雪:ちょっと、投げんといてよ。いろんなとこに飛んでくから
蕾芽:やだ、やめない
小雪は舌打ちをし、蕾芽に飛びかかった
小雪:ちっ、ラーイあんたっ、くすぐってやる
蕾芽:あ、はははは、ごめんなさい、やめてくださーい、はははは、やだー
小雪:はぁ、疲れた。まったく、本当に蹴るよ?
蕾芽:いいよ、お願いします
小雪:バカ言うんじゃない
大富豪スタート
蕾芽:6か、じゃあ12
小雪:2使っちゃおう。はい、5
蕾芽:8切り。そして1
ここで小雪が蕾芽の手持ちのカードを見て思った。自分の手持ちよりすごく少ないと
小雪:もう半分くらいカード出した?
蕾芽:え、うん
小雪が目を細めて今までに出したカードを探り見る。すると、蕾芽が出したカードが2枚 重なって出ていたことが分かった
小雪:これは、何?いかさま的な?
蕾芽:あら、バレた
小雪:本当に、おもしろいことするねー
もう一度やることにした
蕾芽:しゅっ、しゅっ
小雪:だから、飛ばさないでって
蕾芽:誰もオレを止められない
小雪:こら、もうっ。Spanking?
小雪が怒ったような顔で蕾芽に問いかけたが、蕾芽はSpankingが何か分からないので、とりあえずyesと答えた
小雪:OK
小雪が蕾芽の手を引っ張り、自分の方へ引き寄せた
蕾芽:うわっ、ねえ、スパンキングって何?
小雪:こういうことよ
小雪は、蕾芽の尻を軽く平手打ちした
パチッ
蕾芽:あぐっ
小雪:Spanking、つまり お尻叩き
蕾芽:はぁ、マジですか。いやー、ヤバい
小雪:あんた、もしかしてMじゃないよね?だから私に蹴ってとか言ってた?
蕾芽:あ、あたりです
小雪:まったく、だったら くすぐっちゃうぞ?
蕾芽:うん、やって
2人のトランプは10時まで続いた
小雪:はい、終わり
蕾芽:終わりか
小雪:透希、私どこで寝たらいい?
透希:雪蘭の部屋で
小雪:あら、いいの?
雪蘭:はいどうぞ。私は お父さんと寝るので
小雪:じゃあ お借りします
透希:よだれ垂らすなよ?
小雪:垂らしたらごめん
雪蘭:大丈夫ですよ
蕾芽:もう寝ちゃうの?
小雪:どうしようね
雪蘭:ライ、小雪さん疲れてるかもしれないから、今日は もう遊べないよ?
蕾芽:おう
11時過ぎ、消灯
次の日
蕾芽:小雪さん、いつ帰っちゃうの?
小雪:明日
蕾芽:えー、早い
小雪:でも帰らないとさ
蕾芽:だよね
小雪:それで今日 出掛けるし
蕾芽:えっ、どこ行くの?
小雪:沙麻李亜。友達に会いに行くのよ、日本にいる時でしか会って話せないから
蕾芽:そうですか、うー
透希:ゆきさん、行くかい?
小雪:うん。それじゃあ、行くね
蕾芽:はい、行ってらっしゃいませ




