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未来からやってきた?


3学期が始まり、また登下校の毎日がやってきた


蕾芽:寒い寒い


銀瓦:早く家 帰ろうぜ


光一:行こう


雉間:おう


帰り道


銀瓦:蕾芽、まだ歌 作ってんのか?


蕾芽:作ってるよ


光一:うたって


蕾芽:音が無きゃ歌えない


雉間:ギターがないと無理ってか?


銀瓦:そのうち路上ライブとかやるんでしょ?


蕾芽:いやー、できればやってみたいけどね


雉間:ん?なあ、あれ見て


京介が指をさした先には、ギターを弾きながら歌っている男子の姿があった


蕾芽:ぎょっ、うそ、すげー


銀瓦:近くに行って聴いて来いよ


蕾芽:えー


銀瓦:オレたち帰るから


そう言って3人は帰った


蕾芽:仕方ねえ


蕾芽は1人、ミュージシャンらしき男子に近づき、黙って歌を聴いた


君と君と生きて行きたい

終わりなんてない

この体 抱いて寄り添い合い

君の口づけ待ってる


歌が終わると、蕾芽は すぐ拍手をし、彼に話しかけた


蕾芽:すっごくいい歌ですねーっ。あなたのお名前 聞かせてください


彼は、蘭[ラン]と名乗った。本名は東谷蘭[ヒガシタニラン]という。蕾芽と同じ15歳


蕾芽:プロなんですか?


蘭:いえ、なんというか、えーと、ミュージシャンごっこしてるだけなので


蕾芽:いやいやいやいやいやいや、そんな訳ないでしょ。そんな素晴らしい歌がうたえるってことは素人じゃないでしょ


蘭:いえ、この歌はあなた自信の歌ですよ、それを僕が歌っただけで


蕾芽:なに?オレの?オレそんな歌 書いてないけどなー


蘭:あっ、すみません、今 言ったこと気にしないでください


蕾芽:んー?


蘭は黙りこんだ


蕾芽:オレ、内木蕾芽って言います。オレもギター弾くし歌も作ってるんだ


蘭:蕾芽さん


蕾芽:今日はまだライブやるの?


蘭:今日は終わります


蕾芽:なあ、よかったら、今からオレの家に遊びに来てよ


蘭:えっ、本当ですか?


蕾芽:おう、来なよ


蘭を連れて来た


蘭:ここが蕾芽さんの家か


蕾芽:そうだけど


蘭:おー


蕾芽:ただいまー。お母さん、友達 連れてきたぜ


雪蘭:いらっしゃい


蘭:おじゃまいたします


雪蘭:音楽友達?


蕾芽:プロのミュージシャン


蘭:違います


蕾芽:もうすぐ姉たちが帰ってくるかな?


蘭:姉、ですか


蕾芽:2人おるんだけどさ


ここで突然、蘭が言った


蘭:蕾芽さん、あの


蕾芽:なんだ?


蘭:もし僕が、未来から来たって言ったら信じますか?


蕾芽:い、いやー、信じ、ないです


蘭:ですよねー、僕が蕾芽さんの1番上のお姉さんの息子なんて言っても信じませんよね


蕾芽:ん、うん、信じないだろうね


姉たちが帰って来た


蕾芽:ネェちゃん おかえり


釵惠:ただいま


婀弥:おう


蘭は、チラチラ婀弥を見ていた


婀弥:どうかした?


蘭:いえ


釵惠:さっき蕾芽が言ってたことが本当なら面白いよネ


婀弥:私が蘭くんの母親ってね


蕾芽:東谷って人と結婚して、蘭さんが生まれるんだってよ。ちなみ釵惠ちゃんは何て人と結婚するの?


蘭:釵惠姉さんは、山沢千佐斗[ヤマザワチサト]って方と結ばれる運命です


蕾芽:その預言が当たれば君が未来人って信じるよ


蘭:だいぶ先じゃないですか


蕾芽:蘭さん、もっと歌 聴かせてよ


蘭:いいですよ、けど全部 蕾芽さんの歌ですからね


婀弥:どういうこと?


蘭:僕らが生きてる時代では、蕾芽さんは歌手なんだよ。


蕾芽:は?オレ歌手になるの?


蘭:はい。アーティスト、芸能人ですよ


蕾芽:ほー、これは面白い冗談を


釵惠:じゃあ その歌 聴かせて


蘭:はい。えーと、何から歌おう?


蕾芽:さっき歌ってたやつ


蘭がうたう


肩を並べて歩いたことないよね

君と私を引き裂いてる物は何かしら?

私のこの胸には君だけへの思いがあるの

だからどうか私から離れないで

ずっとずっと二人でいたい 私たちなら

この思いだけを分かり合って

二人幸せになれるわ

ずっとずっと君を見てたい 引き裂かれても

この愛だけが結び合って 二人一つになれるよ


年が下でも気の強さは君の方が上

繋ぐ手と手を切り離すのはいつも君が先

私から見た君は恋人には見えないの

何故か弟みたいに見えてきちゃう

もっともっと君を知りたい まだ見ぬ心

私に教えてお願いだよ

二人の愛を分かり合いたい

もっともっと近くにいたい 例え私が

叩かれたって打たれたって 必ず君を守るから


きっときっと幸せになろう 私たちにも

恋人を越える愛があるよ

いつかそれが分かるはずだよ

君と君と生きて行きたい 終わりなんてない

この体抱いて寄り添い合い

君のくちづけ待ってる


蕾芽:すごいー


釵惠:いい歌


気づいたら夜7時になっていた


雪蘭:蘭くん、もう帰らないと ご両親 心配するよ?


蘭:おっと そうだね、さて帰るか。(じゃあね、お祖母ちゃん)


ここで、父が帰宅


透希:お?


蘭:(あ、お祖父ちゃん)こんばんわ、おじゃまいたしました。らいさん、ネックレスを受け取ってください


蕾芽:おう、ありがとな


蘭:ありがとうございました、会えてよかった。いい過去だな


東谷蘭は帰った。


朝、目が覚めた


蕾芽:ん、朝


部屋から出て、リビングへ行く


蕾芽:(夢だったのかな?)


姉たちが話してる


婀弥:そうそう、私も見た


釵惠:本当?


婀弥:私のことを母親って


蕾芽:ん?ネェちゃん、オレもその夢 見た


婀弥:マジ?


蕾芽:未来から来たって言うやつがいたよね?


釵惠:私ら同じ夢 見てたの?


蕾芽:だね


いつものように学校へ


銀瓦:おーす


光一:おはよう


雉間:よう


蕾芽:おはよー


光一:ん?蕾芽ネックレスつけてる


銀瓦:本当だ


蕾芽:あ?これは


夢で蘭からもらったネックレスをつけていた


雉間:いいネックレスじゃん、それ着けて歌えばいい感じになるんじゃないか?


蕾芽:お、おう


蘭と出会ったことは、夢だったのか?いや、実際に会っていた。その証拠にネックレスがある。蘭は本当に未来から来た、婀弥の子供であり蕾芽の甥だった。


蕾芽:(なんて、信じていいのかな?)


だが数週間後。蕾芽たちは、蘭との時間を忘れた



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