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金多桜へ帰宅


蕾芽:実家は落ち着くぜ


婀弥:楽しかった?


蕾芽:楽しかったよ、蕎麦おいしかったし


婀弥:へー、いいなー


蕾芽:あれ、あの子は どこ行った?


婀弥:釵惠?寝とるよ。朝まで起きてたみたいだから


蕾芽:わおー、すごっ



蕾芽:あー、こたつは暖かい


のんびりしていたら、台所から母の声が聞こえてきた。何やら怒っている様子


雪蘭:ちゃんと見なさいよっ


釵惠:ヴォエー、ごめん


釵惠が何かやらかしたようだ


次の日の朝


蕾芽:むー、むむむ。歯みがき面倒だな


眠けを持ったまま台所へ向かうと


蕾芽:あ、モンダミン。これでいいや


コップに液を入れ、口いっぱいに含んでゆすぐ


蕾芽:苦いっ、それに こんなトロトロだったか?


母が来た


雪蘭:ライっ、何してんのっ?


蕾芽:おーう、お母さん


雪蘭:出せ早くっ


蕾芽:ぶぇー


雪蘭:あんた、これジョイだよ?


蕾芽が口にしたのは、口を洗浄するモンダミンではなく、ジョイ。つまり洗剤


蕾芽:ぎゃっへー、皿とか洗うやつかよ?


雪蘭:ちゃんと見なさいよっ、釵惠と同じことしてるじゃん


蕾芽:あ、釵惠ちゃん それで怒られてたのか


雪蘭:あんたら2人おバカさんで


蕾芽は、何度も水で口をゆすいだ。


蕾芽:ぶぇー、ぶぇぶぇー、おぇー


婀弥:うるさいよ、黙りっ


婀弥が板チョコを食べながら言った。それを見た蕾芽は、思わず婀弥からチョコを奪い取り、必死に食べた


婀弥:うわあー、てめぇ何してんのよっ?


蕾芽:あむあむ、がむがむがむしゃら


味覚を取り戻す。蕾芽の頭にはその思いしかなかった


蕾芽:あれ、ごめんネェちゃん、オレはいったい何をしてるんだ?


婀弥:こっちが聞きてぇよ、いきなり人のチョコ取って食うんだもん


蕾芽:あ?オレが?おネェちゃんのチョコ食べたの?あ、食べたか


婀弥:食べたか、やあらへん。ええかげんにせっ


蕾芽:ごめん、これには訳があるのよー


訳を話すと、婀弥は笑った


婀弥:あーそうだっのね。ドジ、マヌケ、スカタン、どアホ


蕾芽:そこまで言うな


婀弥:釵惠も同じことしたっていうのが笑える


蕾芽:だよねー



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