従兄弟の家へ行こう
夏休み。明日は容伽さんの家へ泊まりに行く日だ。
蕾芽:明日は兄ちゃんたちに会える日だ。楽しみで寝れないぜ
婀弥:本当に楽しみだよね、私も今日は寝れないかも
蕾芽:婀弥ネェちゃんも楽しみなんだ
婀弥:うふふふ、あー、楽しみ
蕾芽:そんなにー?
婀弥:興奮して鼻血が出るかも
蕾芽:何 考えてんだ?おめぇ
婀弥:べつに、イヤらしいことを考えてるんじゃないぞ
蕾芽:(融介兄ちゃん、楊介兄ちゃんと何がやりたいんだー?)
婀弥:(早く容伽兄さんに会いたい)
みんな寝たころ、夜中に目が覚めた
蕾芽:喉かわいたぜ、冷蔵庫に何かあったかなー?そういえば最近 牛乳 飲まなくなったな
キッチンへ行くと、誰かがいる
蕾芽:んー?婀弥ちゃんか?
婀弥:おう蕾芽
蕾芽:何してんだ?
婀弥:腹減ったからお菓子 食べてんの
蕾芽:ふーん。まだ興奮してんのか?
婀弥:違うわっ、ただ腹減ってるだけ
蕾芽:本当かー?お前、やっぱ変なこと考えてるだろ?兄ちゃんと何かやりたいなんて考えてるんじゃないのー?
婀弥:ふんっ、考えてるわけないでしょっ
蕾芽:確かに、兄ちゃんはすごくいい人だよなー?面倒見いいし
婀弥:そうなのよ、私もお兄さんみたいな人と結婚したいわー
蕾芽:へっ、やっぱそういうこと考えてんじゃねーか
婀弥:うるさい、私はただお兄さんみたいな人がいいって言ってんだよっ
蕾芽:どうせ兄ちゃんと手を繋いだり、腕 組んだりしたいとか思ってんだろ?オレが頼んでやろうか?
婀弥:てめぇ、私をからかうと命が消えるぞ?
蕾芽:なにーっ?(おっと、またここで)
婀弥:(ケンカになるといけないから)私は寝るわ
蕾芽:オレも
午前2時、消灯
翌日
婀弥が着替えてる時に聞いた
蕾芽:釵惠ちゃん、婀弥ネェちゃんって兄ちゃんが好きなのか?
釵惠:うん、そうだよ
蕾芽:マジでか?
釵惠:もちろん恋愛したいとかじゃないけど、兄さんみたいにカッコイイ男性に憧れてるだけヨ
蕾芽:へー、そんな年 変わらないのにな
釵惠:にょっ?年 変わらない?婀弥ネェちゃんと容伽兄さんだいぶ年 違うだろ
蕾芽:はーっ?容伽さんのこと言ってたの?オレはてっきり融介兄ちゃんと楊介兄ちゃんかと思ってた
釵惠:違うヨ
蕾芽:これは意外
容伽さんのとこに到着した
蕾芽:さーて、ゆっくりするか
雪蘭:あれ?今日はお兄ちゃんのとこ行かないの?
蕾芽:眠たいからよ。んー?
婀弥:・・・
蕾芽:(容伽さんのことを見てるのか?まぁ、いいか)
釵惠:ネェちゃん、何を見てるの?何かいい物でもある?
婀弥:あー?いや、何もっ
釵惠:わかりやす
婀弥:むーっ
蕾芽:(婀弥は、興奮して眠気も吹っ飛んじまってるな)
楊介:蕾芽、今日は珍しく寝転んでるな
蕾芽:眠たくてな。昨日 寝たのが遅かったから
融介:蕾芽のことだから、楽しみで寝れなかったんだろ?
蕾芽:あたり
夜
由子:紅茶どうぞ
透希:ありがとう
雪蘭:いただきます
由子:婀弥、釵惠、蕾芽も飲むか?
婀弥:飲む
釵惠:私も
蕾芽:・・・
由子:おいチビ、お前は?
蕾芽:オレ?いらん
由子:ふーん、いらないんだー
蕾芽:うぐっ、何だよ?
容伽:「おばちゃん何 企んでる?」って蕾芽は思ってるだろ?
蕾芽:思ってないっすよ
婀弥:思ってるんでしょ?蕾芽はそういうやつだから
蕾芽:何だー?適当なこと言いやがって、この干し草がっ
婀弥:誰が干し草だこらっ
釵惠:ネェちゃん、せっかくの美人が台無しヨ
容伽:そうだぞ、カワイイ子が顔ゆがめちゃダメ
婀弥:はーい
蕾芽:(調子のいいやつめ)
寝る時間
蕾芽:釵惠ちゃんとお母さんは、いびきがうるさいからオレの隣に来ないでよねー
雪蘭:はいはい
釵惠:私はネェちゃんの隣で
蕾芽:お父さん、オレとお母さんの間
左から婀弥、釵惠、雪蘭、透希、蕾芽の順で寝た
次の日
蕾芽:あー、運動してないから体がなまっちゃってる。釵惠さーん、手合わせしようぜ
釵惠:よーし、やろう
庭で遊んでいたら兄ちゃんたちも来た
楊介:やっぱすげーな
融介:どうやったらそんなふうにできるんだー?
蕾芽:自然に
釵惠:私らは小さい時からやってるから、こうやって体が動くのヨ
融介:オレもやってみたい
4人で体を動かした。
帰る時間
蕾芽:ばいばーい
車内で
蕾芽:婀弥ネェちゃんも体 動かさんと
婀弥:べつにいいじゃん
釵惠:またずっと容伽さん見てたんでしょ?
婀弥:違うし
蕾芽:好きなんだから仕方ないか
婀弥:うるさいなー、好きじゃないってば。お兄さん的な存在だから、恋愛とかじゃなくて、カッコイイし本当にもう会うたびに、何だもう私 言ってることめちゃくちゃだわ
蕾芽:言いたいことは分かったから
みんな楽しい気分になれたかな?




