お通夜
父が電話している
透希:そうか、分かった。じゃあ明日 行くから、よろしくな
何やら悲しげな顔で話していた
蕾芽:どうしたんだろう
母が来た
雪蘭:婀弥たち、亜輝さんのお父さんが亡くなったから、明日お通夜 行くからね
婀弥:あら、亡くなったの?
釵惠:えー、うそ
蕾芽:そうだったか
次の日になり、オレたち内木家は斬鳴家に来た
釵惠:亜輝さんのお父さんか
蕾芽:オレ、健次さんに会ったことそんなに無いんだよなー
婀弥:私も
周りを見ても、知らない人がたくさん。ここで、紅葉姉ちゃんと愛星姉ちゃんが来た
紅葉:来てくれてありがとう
婀弥:いえいえ
愛星:さっき容伽さんたちも来てくれてたよ
釵惠:そうなんだ
雪蘭:靖子さんはどこにいる?
愛星:お祖母ちゃんは、あっちです
姉たちは従姉妹としゃべり、母は靖子さんとしゃべり
蕾芽:お父さんどこ行った?
見つけた。父は、子連れの女の人と話してた
透希:蕾芽、お母さんたちは?
蕾芽:向こうでみんなと話してるよ
透希:そうか。ほれ、蕾芽だぜ?
蕾芽:な、なんだ?
透希:成長したけど、オレに似てないだろ?どう、翼?
翼:そうだね、透希と違ってカワイイ顔してるわ
蕾芽:あっ、翼さんか。ずいぶんと会ってなかったですね。
翼:そうだね、だいぶ見ないうちにまた大きくなったね
蕾芽:いやいや。おう椿
翼:つばき、らいがくんだよー
蕾芽:椿は、3歳になったのか?
椿は、こくっと うなずいた
透希:ライ、紅麻さんに会って来た?
蕾芽:まだ
透希:じゃあ行って来な
父に言われ、オレは紅麻さんのとこへ
透希:よかったよなー、ちゃんと元気に生まれて
翼:本当よかった
椿は、翼の1人息子である。翼は高校時代に暴行を受け、子宮に傷ができ、子供が出来にくい体になってしまったが、3年前に1人の男の子を出産した。何の障がいも無い、元気な男の子だ。
翼:はぁ。お父さんの顔 見てくるわ
蕾芽:明日 葬式なの?
雪蘭:そうだよ
明日は葬式です




